アプリリアの２０１７年プロジェクト発表会

アプリリア・レーシングは３日、イタリア・ノアーレ市内に位置するアプリリアのヘッドクオーターで、２０１７年のレース活動を発表。３年連続９年目となる最高峰クラスには、グレシーニ・レーシングとの提携を継続し、アレイシ・エスパルガロとサム・ロウズの２人を起用。イタリア人デザイナー、アルド・ドゥルーディがデザインしたオールイタリアンのプロジェクトを象徴したニューカラーリングを初披露した。

最高峰クラス７年目、フル参戦１２年目を迎える２７歳のスペイン人ライダー、エスパルガロ兄は、「今シーズンに使用するデザインを紹介できて嬉しい。プロジェクトをスタートさせることはいつも良いことだけど、特に、このプロジェクトには大きな信頼がある。改善の余地があり、やるべき仕事があるけど、グッドなスタートを切り、グッドなシーズンする自信がある。上手くやりたい。目標を達成したい。まずは、カタールでの緒戦だ」と、新天地からの期待を語った。

最高峰クラス１年目、フル参戦４年目を迎える２６歳のイギリス人ライダー、ロウズ弟は、「大変名誉のあるファミリーの一員になれたことがとても嬉しい。早くカタールで走りたい。冬の間は、８５％のポテンシャルしか発揮していないと考える。カタールでは、１年間仕事を続けて行くためのグッドなベースを整えたい。自分に自信がある。チームとバイクを信じる」と、デビューシーズンに向けて抱負を語った。