中量級のオフィシャルテスト2日目は9日、ヘレス・サーキットで行われ、1日目総合5番手のフランコ・モルビデッリがトップタイムをマーク。2日間の総合で1番手に浮上した。
気温が22度まで上昇したドライコンディションの中、最初のセッションは、11時20分から12時30分まで。昨季後半戦に表彰台を連発したモルビデッリが、最初のコースインでサーキットベストラップ(1分42秒408)を非公式ながら更新すれば、2度目のセッション(14時00分から15時10分)と3度目のセッション(16時45分から18時00分)では、1日目総合8番手のアレックス・マルケスが連続して1番手に進出。
2日目総合は、モルビデッリが1分42秒台を最多の7回記録して1番手。マルケスが1分42秒台を3回記録して、0.245秒差の2番手。1日目総合2番手の中上は、最初のセッションで転倒を喫したことから、42ラップの周回数に止まり、1分42秒台を2回記録したが、ラップタイムを更新できず、0.428秒差の3番手。ファビオ・クアルタラロ、ルマ・マリーニ、マティア・パシーニ、ホルヘ・ナバーロ、エドガル・ポンス、ダニー・ケント、アクセル・ポンスがトップ10入り。1日目総合26番手の長島哲太は、60ラップを周回して、0.970秒差の18番手。
2日間の総合では、モルビデッリ、オリベイラ、中上、マルケス、パシーニ、クアルタラロ、マリーニ、ナバーロ、ポンス弟、ケントがトップ10入り。長島は18番手だった。
オフィシャルテスト1日目 セッション1: 1分42秒503 (中上貴晶) セッション2: 1分42秒316 (ミゲール・オリベイラ) セッション3: 1分42秒858 (中上貴晶) オフィシャルテスト2日目 セッション4: 1分42秒301 (フランコ・モルビデッリ) セッション5: 1分43秒137 (アレックス・マルケス) セッション6: 1分42秒546 (アレックス・マルケス) サーキットレコードラップ: 1分42秒876 (2014年‐ジョナス・フィルガー) サーキットベストラップ: 1分42秒408 (2016年‐サム・ロウズ)