オフィシャルテスト:ドビツィオーソが1番手発進

ドビツィオーソ、ビニャーレス、クラッチロー、アブラハム、ロレンソがトップ5入り。ロッシは7番手、転倒を喫したマルケスは1秒差の12番手。

最高峰クラスは10日、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットでプレシーズン4度目、今年3度目となるオフィシャルテストを開始。1日目はアンドレア・ドビツィオーソがトップタイムをマークした。

ドライコンディションの中、ドビツィオーソは、7度のコースインで36ラップを周回すると、1分56秒台を7回、1分55秒台を5回、1分54秒台を2回記録。昨年樹立されたサーキットレコードラップ(1分54秒9271)を非公式ながら更新する1分54秒819の1番時計を刻んだ。

スーパーバイク世界選手権から復帰するカレル・アブラハムは、9度のコースインで42ラップを周回すると、1分56秒台を5回、1分55秒台を1回記録して、0.794秒差の4番手に進出すれば、昨年当地でポール・トゥ・ウインを決めたホルヘ・ロレンソは、10度のコースインで46ラップを周回すると、1分56秒台を14回、1分55秒台を4回記録して、0.797秒差の5番手。

3度のオフィシャルテストで総合1番手に連続して進出したマーベリック・ビニャーレスは、10度のコースインで60ラップを周回すると、1分56秒台を最多の15回、1分55秒台を最多の8回記録して、0.360秒差の2番手。

2年目に当地で優勝を挙げたバレンティーノ・ロッシは、8度のコースインで48ラップを周回すると、1分56秒台を12回、1分55秒台を2回記録して、0.860秒差の7番手。

プレシーズンで安定してファクトリー勢に接近したカル・クラッチローは、5度のコースインで28ラップを周回すると、1分56秒台を3回、1分55秒台を3回記録して、0.601秒差の3番手。ダニ・ペドロサは、7度のコースインで38ラップを周回すると、1分56秒台を9回、1分55秒台を1回記録して、0.860秒差の8番手。

3年目に当地で優勝を挙げたマルク・マルケスは、最初のコースイン直後の最終コーナーで転倒を喫したが、8度のコースインで39ラップを周回すると、1分56秒台を7回、1分55秒台を1回記録して、1.080秒差の12番手。

前回のオフィシャルテストで新人勢の最高位に進出したジョナス・フィルガーは、0.821秒差の6番手。新人勢の1番手に進出すれば、チームメイトのヨハン・ザルコが0.886秒差の9番手に進出。

スズキは、6コーナーで転倒を喫したアンドレア・イアンノーネが0.932秒差の10番手。アプリリアは、3コーナーで転倒したアレイシ・エスパルガロが、1.097秒差の13番手。KTMは、データ収集と開発スピードをアップする目的でテストライダーのミカ・カリオを招集。1コーナーで転倒したポル・エスパルガロが1.846秒差の19番手だった。

オフィシャルテストリザルト

オフィシャルテスト
1日目: 1分54秒819 (アンドレア・ドビツィオーソ)

サーキットレコードラップ: 1分54秒927 (2016年‐ホルヘ・ロレンソ)
サーキットベストラップ: 1分53秒927 (2008年‐ケーシー・ストーナー)
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録