マルケス「明日がレースなら表彰台争い」

1日目に2度転倒して12番手、2日目6番手、3日目は3度の転倒を喫したことが影響して総合11番手。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたオフィシャルテスト3日目に、電子制御、セットアップ、エアロダイナミックスのテストプログラムに取り組み、3度の転倒を喫したが、9度のコースインで47ラップを周回すると、1分55秒台を18回、1分54秒台を1回記録。3度のコースインでトップタイムから0.660秒差の10番時計を刻んだ。

「維持できたペースには嬉しいけど、僕たちにとってプレシーズンのベストなテストではなかったのは明白で、3度も転んでしまった。最初の転倒は4コーナー。チャタリングが原因でブレーキに影響してしまった。その後の2回は共にフロントが閉じてしまった。3度目はレースシミュレーションを実行しているところで、僕の責任。ロングランのときには、プッシュが必要で、そうしなければ、どの位置にいるのか理解できない。」

「とにかく、このようなことは、今のうちに、テスト中に起きた方が良い。レースで戻って来るときには、上手くマネージメントしたい。僕たちのペースはすごく良い。このトラックでは、マーベリックだけが他よりも速い。もし、明日がレースなら、表彰台争いができると思う」と、転倒を説明。

最高峰クラス5年目に向けて参加した今年のオフィシャルテストで、総合3番手(マレーシア)、総合2番手(オーストラリア)、総合11番手(カタール)に進出。プレシーズンの全日程が終了し、昨年2番グリッドから3位表彰台を獲得したオープニングラウンドを迎える。

パーソナルリザルト
1日目: 1分55秒899 (39ラップ)
2日目: 1分55秒196 (50ラップ)
3日目: 1分54秒990 (47ラップ)

オフィシャルテストリザルト
1日目: 1分54秒819 (アンドレア・ドビツィオーソ)
2日目: 1分54秒455 (マーベリック・ビニャーレス)
3日目: 1分54秒330 (マーベリック・ビニャーレス)

サーキットレコードラップ: 1分54秒927 (2016年‐ホルヘ・ロレンソ)
サーキットベストラップ: 1分53秒927 (2008年‐ケーシー・ストーナー)
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