開幕戦カタールGP~プレスカンファレンス

オープニングラウンドの開幕を前日に控えた中、マルケス、ロッシ、ロレンソ、ビニャーレス、イアンノーネ、クラッチローが共同会見に出席。

開幕戦カタールGPのプレスカンファレンスは22日、ロサイル・インターナショナル・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、週末の主役たちが出席。プレシーズン中に実施されたオフィシャルテストを振り返り、緒戦の抱負を語った。

2016年王者としてシーズンを迎えるマルク・マルケスは、「長い冬だったけど、僕たちはここにいる。今年のプレシーズンは昨年よりも少し良い。嬉しい。より快適で、全体的にバイクの感じが良い。良い週末でシーズンを始めたい。ビックなチェンジがある。特にエンジンだけど、僕たちはベストなセットアップを整えるために懸命に働いている」と、課題を説明。

昨季3年連続の総合2位を獲得したバレンティーノ・ロッシは、「難しかったプレシーズンから上位進出を維持するために、トライしなければいけない。セッティングを見つけるために頑張らないと。トライし、改良する必要があるけど、強力に、戦闘的になりたい」と、困難な状況からの挽回に努めることを強調。

9年間所属したヤマハからドゥカティに移籍した総合3位のホルヘ・ロレンソは、「僕にとって新たな時代の始まりだから、本当に楽しみだ。ステップ・バイ・ステップで、少しずつにプレシーズンを進めて行き、カタールで大きな前進を果たしたけど、それは1ラップに関して。レース前までの目標は、少しずつレースペースを良くすること。僕は最初から戦闘的ななれることに慣れていたから、セパンの初日は衝撃的だったけど、最終日にビックなステップを果たし、かなり戦闘力があった。さらに、カタールでは大きく改良されたから、将来に向けて楽観的になれる」と、新天地からのデビュー戦に向けた準備を説明。

2年間所属したスズキからヤマハに移籍した総合4位のマーベリック・ビニャーレスは、「プレシーズンだけだけど、テストを実施した全てのトラックに対してグッドなセットアップが見つかったから、それをシーズンに持ち込むだけだ。冬の間にバイクが大きく改良された。ライディングスタイルは、スズキとヤマハでそれほど違わない」と、連続して総合1位に進出したオフィシャルテストを総括。

4年間所属したドゥカティからスズキに移籍した総合9位のアンドレア・イアンノーネは、「ギャップを挽回し、バイクをアジャストさせ、僕のスタイルに合わせて行く。大きなポテンシャルがあることを信じ、ギャップを詰めて行きたい。現時点では、グレートなフィーリングがテストでなかったから難しい。ペースは悪くないけど、トップ4、5に近くない。改良させ、トップ争いがしたい」と、現状を説明し、週末の目標を説明。

インディペンデントチームライダー部門の最高位となる総合7位に進出したカル・クラッチローは、「現状、適したバランスを見つけることが難しいけど、どのトラックでも速かった。これは僕とチームにとって良いこと。完全無傷なレーサーは誰もいない。僕たちは体調を100%に持って行けるように努める。この冬は家族と一緒に過ごせたのはナイスだった。今、この場所に戻って来たことは最高だ。レーシングモードに切り替える」と、シーズンの緒戦に向けて戦闘態勢に入ったことを説明した。

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