第2戦アルゼンチンGP~プレスカンファレンス

シリーズ2戦目の開幕を前日に控えた中、ビニャーレス、ドビツィオーソ、ロッシ、マルケス、エスパルガロ兄、レディングが共同会見に出席。

第2戦アルゼンチンGPのプレスカンファレンスは6日、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドのプレスカンファレンスルームで行われ、週末の主役たちが出席。前戦カタールGPを振り返り、2戦目の抱負を語った。

ヤマハでのデビュー戦を優勝で飾ったポイントリーダーのマーベリック・ビニャーレスは、「0からのスタート。トラックを知っているけど、ヤマハで走ったことがない。バイクはここで上手く走ることは分かっているし、トラックは僕のライディングスタイルに合うから、ストロングになれるはずだ。ノーマルな週末となり、100%でレースを迎えたい。楽しみたい。グッドなスペクタクロにしたい」と、週末の期待を説明。

開幕戦で3年連続の2位を獲得した総合2位のアンドレア・ドビツィオーソは、「僕たちのスピードは、ここ2年間非常に良かった。優勝争いをしたけど、非常に近かった。カタールでグッドなスタートを切った後で、トラックコンディションを確認する必要がある。レースに向けた仕事は難しいから、適応するようにトライしよう。ヘレスのプライベートテストは、ホルヘと僕の2人だけだったから、良かったのか、どうだったのかを説明するのは難しいけど、ラップタイムは非常に良かったし、興味深いことを試した。今、表彰台争いを続けたい」と、2戦目の目標を説明。

困難だったオフィシャルテストから起死回生となる3位表彰台を獲得した総合3位のバレンティーノ・ロッシは、キャリア通算350戦目を迎え、「沢山のレースで、長く参戦してきたことを誇りに思うけど、数字はそれほど重要ではない。要は量ではなく質で、優勝数と表彰台獲得数が重要だ。」

「緒戦の週末でバイクのフィーリングが良くなり、最後は僕たちにとって驚きだった。このトラックが好き。レイアウトは興味深く、バイクを走らせるのが楽しい。もしかしたら、10人が表彰台を争うことができるかもしれない。プラクティスで上位に進出するかもしれない。カタールでは予選が実施されなかったから、シーズンの最初の予選となり、僕はトップ5に進出したい」と、週末の展開を予想。

2014年と2016年に優勝を挙げた当地に戻って来た総合4位のマルク・マルケスは、「カタールは僕たちにとってベストなサーキットではないけど、最終的な結果はそれほど悪くなかった。このサーキットは、もしかしたら、僕たちにとって、ロサイルよりもベターかもしれないけど、最初のプラクティスから仕事に取組み、良い準備をしなければいけない。ここに来るようになってから、トラックの良い感じがあったけど、金曜から大きく変化し、コンディションが徐々に良くなる」と、日曜に向けて準備を整えることを説明。

アプリリアでのデビュー戦で復帰後の最高位を獲得した総合6位のアレイシ・エスパルガロは、「グレートな形でシーズンが始まった。これは新しいプロジェクト。オフィシャルテストのときから、新品タイヤを履いた1ラップを良くしなければいけないことが分かっていた。本当に戦闘力がないけど、タイヤが消耗すると、僕たちは高い戦闘力がある。本当にポジティブな始まりとなり、これが僕たちにパワーを与えてくれる。まだ幾つかの分野において改良が必要だけど、上位陣に近いことはファンタスティックだ」と、新天地でシーズンの好発進したことを説明。

インディペンデントチームライダー部門の最高位発進を決めた総合7位のスコット・レディングは、「オフィシャルテストは、期待通りに行かず、簡単ではなかったけど、時にはその方が良いことがある。僕たちは懸命に働き、レースはとても良かった。昨年から大きく良くなったことは、優勝者から10秒以内だったことだ。この調子で行きたい」と、好発進を決めた緒戦を振り返った。

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