決勝レース:カネトが地元で初優勝

参戦2年目のカネトが前戦のリベンジを晴らす優勝。フェナティ、ミルが表彰台。佐々木と鳥羽は15位と17位。鈴木はリタイア。

第4戦スペインGPの決勝レースは7日、ヘレス・サーキットで行われ、総合8位のアロン・カネトがキャリア22戦目で初優勝を飾り、総合5位に浮上した。

気温25度。路面温度35度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で今季5度目の1番時計を記録した2番グリッドのカネトは、4人による優勝争いを最終コーナーの最終コーナーで逆転。3番グリッドのロマーノ・フェナティは、0.031秒差の2位に入り、2戦連続の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのジョアン・ミルは、0.155秒差の3位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。

コンストラクター部門のタイトル奪回を目指すホンダが、開幕から4戦連続して表彰台を独占。

5番グリッドのマルコス・ラミレスは、0.358秒差の4位。自己最高位を獲得すれば、11番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、8番グリッドのアンドレア・ミニョ、4番グリッドのニコロ・ブレガ、14番グリッドのエネア・バスティアニーニ、ポールポジションのホルヘ・マルティン、12番グリッドのフアンフラン・グエバラがトップ10入り。

15番グリッドの佐々木歩夢は、ポイント圏内の15位に入り、28番グリッドの鳥羽海渡は17位完走。7番グリッドの鈴木竜生は、1ラップ目の6コーナーで6番グリッドのニッコロ・アントネッリと接触転倒を喫し、リタイアした。

チャンピオンシップは、ミルが総合1位を維持。総合4位のフェナティが9ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合2位のマルティンが15ポイント差の総合3位に後退した。

RESULTS