第4戦スペインGPの決勝レースは7日、ヘレス・サーキットで行われ、総合6位のダニ・ペドロサが、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる今季初優勝、2015年10月の第17戦マレーシアGP以来となるポール・トゥ・フィニッシュ、最高峰クラスで史上9人目となる30勝目、当地で2013年以来となる4勝目、キャリア通算53勝目を挙げ、総合4位に浮上した。
気温28度。路面温度41度のドライコンディションの中、ポールポジションのペドロサは、スタートからレースの主導権を握り、プラクティスで掴んだ安定したラップを最後まで刻めば、2番グリッドのマルク・マルケスは、6.136秒差の2位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。レプソル・ホンダが2015年7月の第9戦ドイツGP以来となるワンツーフィニッシュを達成。
8番グリッドのホルヘ・ロレンソは、14.767秒差の3位。ドゥカティに移籍してから初の表彰台を獲得し、地元スペイン勢が2015年11月の最終戦バレンシアGP以来となる表彰台を独占。
6番グリッドのヨハン・ザルコは、自己最高位の4位に進出。ヤマハ勢、インディペンデントチームライダー勢、新人勢の最高位に進出すれば、14番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、トップ5まで挽回。
ウォームアップ走行で1番時計を記録した4番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、24.556秒差の6位。13番グリッドのダニロ・ペトルッチ、9番グリッドのジョナス・フォルガー、12番グリッドのアレイシ・エスパルガロが続き、7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、38.682秒差の10位。
11番グリッドのスコット・レディング、21番グリッドのエクトル・バルベラ、20番グリッドのロリス・バス、16番グリッドのブラッドリー・スミス、19番グリッドのカレル・アブラハムがトップ15に進出。
23番グリッドの津田拓也は、初参戦を17位で完走。
3番グリッドのカル・クラッチローは、4番手走行中の6ラップ目に転倒。15番グリッドのポル・エスパルガロは、15番手走行中の6ラップ目に転倒。
17番グリッドのアルバロ・バウティスタは、6ラップ目に10番グリッドのジャック・ミラーに接触し、両者が転倒。5番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、9番手走行中の10ラップ目に転倒を喫した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロッシに対して、総合2位のビニャーレスが2ポイント差、総合3位のマルケスが4ポイント差に接近。
最高峰クラスは、当地に延滞。8日にシーズンを開始してから最初のオフィシャルテストを実施する。
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