決勝レース:ビニャーレスが優勝で総合1に再浮上

ヤマハがチャンピオンシップ500勝を達成。ビニャーレス、ザルコ、ペドロサが表彰台。ロッシとマルケスが転倒リタイア。

第5戦フランスGPの決勝レースは21日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、総合2位のマーベリック・ビニャーレスが優勝。今季3勝目、キャリア通算20勝目を挙げ、6年前の2011年にキャリア初優勝を挙げた当地で、ポイントリーダーに返り咲いた。

気温21度。路面温度37度のドライコンディションの中、ポールポジションのビニャーレスは、7ラップにトップに立つと、最終ラップのバトルに競り勝ち、3番グリッドのヨハン・ザルコは、3.134秒差の2位に入り、地元で初表彰台を獲得。

13番グリッドのダニ・ペドロサは、7.717秒差の3位に入り、2戦連続の表彰台を獲得。6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは4位。4番グリッドのカル・クラッチロー、16番グリッドのホルヘ・ロレンソ、15番グリッドのジョナス・フォルガー、11番グリッドのジャック・ミラー、12番グリッドのロリス・バス、17番グリッドのアンドレア・イアンノーネがトップ10入り。

22番グリッドのティト・ラバット、8番グリッドのポル・エスパルガロ、10番グリッドのブラッドリー・スミス、21番グリッドのサム・ロウズが続き、負傷代役に起用された23番グリッドのシルバン・ギュントーリは、ポイント圏内の15位に進出。

2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2番手走行中の最終ラップに今季初転倒。ウォームアップ走行で1番時計を刻んだ5番グリッドのマルク・マルケスは、4番手走行中の18ラップ目に週末3度目、今季8度目の転倒を喫し、第2戦アルゼンチンGPに続き、今季2度目の転倒リタイア。

14番グリッドのアルバロ・バウティスタは、今季3度目の転倒リタイア。7番グリッドのスコット・レディング、9番グリッドのカレル・アブラハム、18番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、19番グリッドのダニロ・ペトルッチ、20番グリッドのエクトル・バルベラはテクニカルトラブルでリタイア。

チャンピオンシップは、総合2位のビニャーレスが3戦ぶりにポイントリーダーの座を奪回。総合4位のペドロサが17ポイント差の総合2位に浮上すれば、ポイントリーダーのロッシは、23ポイント差の総合3位、総合3位のマルケスは、27ポイント差の総合4位に後退。

次戦は、ムジェロ・サーキットで6月2日に開催、4日に決勝レースが行われる。

RESULTS

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