第6戦イタリアGPは、ムジェロ・サーキットで2日(金)に開幕、4日(日)に決勝レース(日本時間19時20分)が行われ、前戦フランスGPで今季4勝目を挙げたポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが、昨年8位に進出した当地で、タイトル争いのライバルたち、地元出身のイタリア人ライダーたちの挑戦を受ける。
今季4度目の表彰台を獲得した総合2位のトーマス・ルティは、モルビデッリ、総合3位のアレックス・マルケス、総合7位のドミニケ・エガーター、総合8位のチャビ・ビエルゲ、総合11位のマルセル・シュロッター、総合15位のファビオ・クアルタラロ、総合18位のサンドロ・コルテセらと共にルマンに延滞。オフィシャルテストに参加し、ムジェロに向けて準備を進めた。
地元勢の筆頭、2戦連続して2位を獲得した総合5位のフランセスコ・バグナイアをはじめ、前戦で好走を見せた総合9位のルカ・マリーニ、昨年2位を獲得した総合12位のロレンソォ・バルダッサーリ、中量級に順応中のステファノ・マンツィらは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリでプライベートテストを実施。オフィシャルテストに参加した総合10位のシモーネ・コルシ、2戦連続してトップ5に進出した総合13位のマティア・パシーニらがホームレースで優勝、表彰台を目指す。
総合6位の中上貴晶は、昨年2番グリッドから9位。ポイントリーダーとの59ポイント差、総合3位との21ポイント差を詰めに行き、総合25位の長島哲太は、オフィシャルテストの成果を活かし、今季2度目のポイント圏内進出を目指す。
前戦で右鎖骨を骨折したイケル・レクオナは欠場。代役にダニ・-ケントが起用され、左前腕骨折により第3戦アメリカズGPから欠場していたブラッド・ビンダーが復帰を予定する。