決勝レース:地元出身のミニョがキャリア初優勝

20人以上のグループバトルが展開され、地元出身のミニョが初優勝、KTMが今季初優勝。佐々木は自己最高位の8位に進出。

第6戦イタリアGPの決勝レースは4日、ムジェロ・サーキットで行われ、総合7位のアンドレア・ミニョが通算51戦目で初優勝を飾り、総合5位に浮上した。

気温22度、路面温度27度のドライコンディションの中、最終ラップまで23人がグループ内で優勝、表彰台争いを繰り広げ、12番グリッドのミニョが競り勝ち、3番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、0.037秒差の2位に入り、2戦連続3度目の表彰台を獲得。

5番グリッドのフアンフラン・グエバラは、0.166秒差の3位に入り、キャリア初の表彰台を獲得。15番グリッドのダーリン・ビンダーは、自己最高位タイの4位に進出。14番グリッドのアロン・カネト、ポールポジションのジョン・マックフィー、2番グリッドのジョアン・ミルが続き、24番グリッドの佐々木歩夢は、0.710秒差の8位に入り、自己最高位を獲得。7番グリッドのマルコス・ラミレス、ウォームアップ走行で1番手に進出した4番グリッドのニコロ・ブレガがトップ10入り。

6番グリッドのロマーノ・フェナティは13位。公式予選で1番手に進出したが、フリー走行3の低速走行により、スターティンググリッドを12つ降格するペナルティが課せられた13番グリッドのホルヘ・マルティンは15位。

フリー走行3の低速走行により、最後尾の31番グリッドからスタートした鳥羽海渡は25位。9番グリッドの鈴木竜生は、最終ラップに今季8度目の転倒を喫して、4戦連続してリタイアした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのミルに対して、総合2位に浮上したカネトが34ポイント差に接近。

次戦カタルーニャGPは、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで9日に開幕、11日に決勝レースが行われる。

RESULTS