決勝レース:ドビツィオーソが悲願の地元優勝

イタリアンメーカーのドゥカティを走らせるイタリア人ライダー、ドビツィオーソが優勝、ペトルッチが3位表彰台。ビニャーレスとロッシは2位と4位。マルケスは6位。

第6戦イタリアGPの決勝レースは4日、ムジェロ・サーキットで行われ、総合6位のアンドレア・ドビツィオーソが昨年10月の第17戦マレーシアGP以来となる優勝。最高峰クラスで3勝目、キャリア通算12勝目を挙げ、ドゥカティに2009年以来となる優勝をもたらした。

気温25度、路面温度42度のドライコンディションの中、3番グリッドのドビツィオーソは、2ラップ目に5番手まで後退したが、4ラップ目に2番手、14ラップ目に1番手に浮上。1秒差のアドバンテージをキープすれば、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出したポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは、1.281秒差の2位に入り、2戦連続4度目の表彰台を獲得。

9番グリッドのダニロ・ペトルッチは、2.334秒差の3位に入り、ウェットコンディションだった2015年8月の第12戦イギリスGP以来となるキャリア2度目、ドライでは初めての表彰台を獲得。

2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、3.685秒差の4位。8番グリッドのアルバロ・バウティスタ、6番グリッドのマルク・マルケス、11番グリッドのヨハン・ザルコ、7番グリッドのホルヘ・ロレンソ、4番グリッドのミケーレ・ピロ、16番グリッドのアンドレア・イアンノーネがトップ10入り。

10番グリッドのティト・ラバット、20番グリッドのスコット・レディング、15番グリッドのジョナス・フォルガー、14番グリッドのエクトル・バルベラ、19番グリッドのジャック・ミラーがポイント圏内に進出。

5番グリッドのダニ・ペドロサは、最終ラップの10コーナーで今季4度目の転倒を喫した際に、アウト側に位置していた13番グリッドのカル・クラッチローに激突。2人が転倒リタイアした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのビニャーレスが20ポイントを加算。105ポイントに到達すれば、総合2位に浮上したドビツィオーソは、26ポイント差に接近した。

次戦カタルーニャGPは、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで9日に開幕、11日に決勝レースが行われる。

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