決勝レース:総合1位のモルビデッリが6勝目

ポイントリーダーのモルビデッリが優勝、総合2位のルティと総合3位のマルケスが転倒。中上は10位まで挽回。

第9戦ドイツGPの決勝レースは2日、ザクセンリンクで行われ、ポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが2戦連続今季6勝目を挙げ、タイトル争いのライバルたちに対して、ポイントアドバンテージを広げた。

気温20度、路面温度29度のドライコンディションの中、ポールポジションのモルビデッリは、中盤から6番グリッドのミゲール・オリベイラのバトルを展開。僅少さで競り勝てば、オリベイラは0.066秒差の2位に入り、第2戦アルゼンチンGPに続く、中量級での自己最高位タイを獲得。

3人のイタリア人ライダーたちによる3位争いは、ウォームアップ走行で1番手に進出した10番グリッドのフランセスコ・バグナイアが競り勝ち、今季3度目の表彰台を獲得。8番グリッドのシモーネ・コルシは、今季の最高位となる4位に進出。4番グリッドのマティア・パシーニは、6戦連続のトップ5入り。16番グリッドのホルヘ・ナバーロは、中量級に進出してから最高位となる6位に進出。

19番グリッドのブラッド・ビンダー、3番グリッドのサンドロ・コルテセ、12番グリッドのマルセル・シュロッターがトップ9入り。

23番グリッドの中上貴晶は、1ラップ目に16番手、12ラップ目に10番手まで浮上。今季5度目のトップ10入りすれば、14番グリッドの長島哲太は18位に入り、開幕から9戦連続して完走。

2番グリッドのアレックス・マルケスは、3番手走行中に週末2度目、今季8度目の転倒で今季初の転倒リタイア。7番グリッドのトーマス・ルティは、2番手走行中に今季3度目の転倒で今季初の転倒リタイア。5番グリッドのエクトル・ガルソは、2ラップ目に転倒リタイア。

公式予選で12位だったアクセル・ポンスは、ウォームアップ走行で頭部を強打したことから、精密検査を受けるために近郊の病院に搬送されたことから欠場した。

チャンピオンシップは、総合1位のモルビデッリが25ポイントを加算。総合2位のルティに対して、アドバンテージを37ポイント差に広げ、総合4位のオリベイラが総合3位に浮上した。

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