決勝レース:総合2位のルティが今季初優勝

雨による赤旗中断後、ルティ、マルケス、オリベイラが表彰台。モルビデッリは8位。長島と中上は17位と24位。

第10戦チェコGPの決勝レースは6日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、総合2位のトーマス・ルティが昨年10月の第16戦オーストラリアGP以来今季初優勝、中量級で10勝目、キャリア通算15勝目を挙げ、ポイントリーダーとのポイントギャップを詰めた。

気温20度、路面温度22度のドライコンディションの中、雨が降り始めたことから8ラップ目に赤旗が提示され、7ラップ終了時点のポジションでグリッドが決定されたが、テクニカルトラブルでピットストップを強いられた21番グリッドのドミニケ・エガーターは、走行距離不足が原因でスターティンググリッドに立てず、8番グリッドのサンドロ・コルテセは、8ラップ目に転倒した後、コースを利用せず、サービスロードを利用してバイクをピットレーンに戻したことから、リスタートができなかった。

6ラップによるリスタートは、7番グリッドのルティは、ホールショットを決め、ライバルたちを一気に引き離すと、5番グリッドのアレックス・マルケスは、4.991秒差の2位に入り、今季4度目の表彰台を獲得。

3番グリッドのミゲール・オリベイラは、6.983秒差の3位に入り、今季5度目の表彰台を獲得。9番グリッドのルカ・マリーニは、自己最高位の4位。8番グリッドのチャビ・ビエルゲは、自己最高位タイの5位。16番グリッドのシモーネ・コルシ、4番グリッドのフランセスコ・バグナイア、2番グリッドのフランコ・モルビデッリ、22番グリッドのレミー・ガードナー、デビュー戦となった28番グリッドのジョー・ロバーツがトップ10入り。ウォームアップ走行で初めて1番手に進出した10番グリッドのホルヘ・ナバーロは11位。

20番グリッドの長島哲太は17位。14番グリッドの中上貴晶は24位。

キャリア通算200戦目となったポールポジションのマティア・パシーニは、3番手走行中の1ラップ目に転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合1位のモルビデッリに対し、総合2位のルティが17ポイント差、総合3位のマルケスと総合4位のオリベイラが49ポイント差に接近した。

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