決勝レース:モルビデッリが今季7勝目

エストレージャ・ガリシア・マーク・VDSが今季初めてワンツーフィニッシュ。ルティは3位、オリベイラは転倒、中上と長島は6位と12位。

第11戦オーストリアGPの決勝レースは13日、レッドブル・リンク‐シュピールベルクで行われ、ポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが優勝。2戦ぶり7度目の優勝を挙げ、タイトル争いのライバルたちに対して、ポイントアドバンテージを広げた。

気温21度。路面温度33度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した2番グリッドのモルビデッリは、1ラップ目から積極的にレースの主導権を握れば、3番グリッドのアレックス・マルケスは、1.312秒差の2位に入り、今季5度目の表彰台を獲得。

5番グリッドのトーマス・ルティは、2.544秒差の3位に入り、今季9度目の表彰台を獲得。4番グリッドのフランセスコ・バグナイアは4位。ポールポジションのマティア・パシーニは5位。

12番グリッドの中上貴晶は、8.827秒差の6位に進出。17番グリッドのブラッド・ビンダー、11番グリッドのホルヘ・ナバーロ、13番グリッドのドミニケ・エガーター、21番グリッドのハフィス・シャハリンがトップ10入り。

20番グリッドの長島哲太は、スタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュを回避するためにコースアウトを強いられたが、今季の最高位となる12位に進出。

8番グリッドのミゲール・オリベイラは、4番手走行中のラスト5ラップに今季初の転倒を喫してリタイア。6番グリッドのファビオ・クアルタラロ、9番グリッドのチャビ・ビエルゲ、10番グリッドのサンドロ・コルテセ、13番グリッドのルカ・マリーニ、15番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリが1ラップ目の1コーナーで多重クラッシュを喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのモルビデッリが総合2位のルティに対して、ポイントアドバンテージを17ポイント差から26ポイント差に広げた。

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