決勝レース:ミルが3戦連続7勝目

総合1位のミルがグループから抜け出して優勝。エッテル、マルティンが表彰台。鳥羽と佐々木は15位と18位。鈴木は転倒リタイア。

第11戦オーストリアGPの決勝レースは13日、レッドブル・リンク‐シュピールベルクで行われ、ポイントリーダーのジョアン・ミルが優勝。昨年初優勝を挙げた当地で3戦連続7勝目を挙げ、初タイトル獲得に向けて大きく前進した。

気温20度。路面温度25度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末3度目の1番手に進出した10番グリッドのミルは、6ラップ目に1番手に飛び出して徐々にライバルたちを引き離せば、8番グリッドのフィリップ・エッテルは、12人による2位争いに競り勝ち、2015年8月の第10戦インディアナポリスGP以来2度目の表彰台、自己最高位を獲得。

第9戦ドイツGPの右足首骨折で前戦チェコGPを欠場した13番グリッドのホルヘ・マルティンは、激痛に耐えながら3位に入り、今季5度目の表彰台を獲得。12番グリッドのリビオ・ロイは今季の最高位となる4位に進出。3番グリッドのアロン・カネト、9番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ポールポジションのガブリエル・ロドリゴ、15番グリッドのアダム・ノルディン、14番グリッドのジャウマ・マシア、4番グリッドのエネア・バスティアニーニがトップ10入り。

11番グリッドのロマーノ・フェナティは13位。2番グリッドのフアンフラン・グエバラは14位。

27番グリッドの鳥羽海渡は、第2戦アルゼンチンGP以来今季2度目のポイント圏内となる15位に進出。18番グリッドの佐々木歩夢は18位。26番グリッドの鈴木竜生は、転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのミルが総合2位のフェナティに対して、アドバンテージを42ポイント差から64ポイント差に拡大した。

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