決勝レース:ドビツィオーソが接戦を制して今季3勝目

昨年優勝を逃したドビツィオーソが優勝。マルケスとペドロサが表彰台。ビニャーレスとロッシは6位と7位。

第11戦オーストリアGPの決勝レースは13日、レッドブル・リンク‐シュピールベルクで行われ、総合3位のアンドレア・ドビツィオーソが優勝。今季3勝目、最高峰クラスで4勝目、キャリア通算14勝目を挙げ、総合2位に浮上した。

気温23度。路面温度30度のドライコンディションの中、リアにソフトコンパウンドを選択した2番グリッドのドビツィオーソとハードコンパウンドを装着したポールポジションのマルク・マルケスがゴールラインまで優勝争いを展開。ドビツィオーソが僅少さで競り勝てば、マルケスは0.176秒差の2位に入り、5戦連続7度目の表彰台を獲得。

8番グリッドのダニ・ペドロサは、2.661秒差の3位に入り、3戦連続7度目の表彰台を獲得。3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、6.663秒差の4位。6番グリッドのヨハン・ザルコは、インディペンデントチームライダー勢の最高位となる5位。4番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、7番グリッドのバレンティーノ・ロッシ、17番グリッドのアルバロ・バウティスタ、12番グリッドのロリス・バスが続き、ワイルドカードとして参戦した18番グリッドのミカ・カリオがトップ10入り。

10番グリッドのアンドレア・イアンノーネは11位。15番グリッドのスコット・レディング、20番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、11番グリッドのカレル・アブラハム、9番グリッドのカル・クラッチローがポイント圏内に進出。

5番グリッドのダニロ・ペトルッチ、13番グリッドのジョナス・フォルガー、16番グリッドのポル・エスパルガロはテクニカルトラブルでリタイア。19番グリッドのジャック・ミラーは転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、マルケスがポイントリーダーの座を維持。総合2位に浮上したドビツィオーソは16ポイント差に接近すれば、総合3位に後退したビニャーレスは24ポイント差、総合4位のロッシは33ポイント差に広がった。

RESULTS

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録