第12戦イギリスGP~MotoGP™クラスプレビュー

総合1位のマルケスに今季3勝目を挙げたドビツィオーソ、昨年の優勝者ビニャーレス、2年前の勝者ロッシ、連続表彰台獲得のペドロサ、4人の地元勢らが挑戦。

第12戦イギリスGPは、シルバーストンで25日(金)に開幕、27日(日)に決勝レース(現地時間15時30分/日本時間23時30分)が行われ、前戦オーストリアGPで第7戦カタルーニャGPから5戦連続7度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのマルク・マルケスが最高峰クラスに進出した2013年から2位、優勝、転倒リタイア、4位だった当地で、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。

首都ロンドンとバーミンガムの中間に位置するシルバーストンは、1948年にイギリス空軍の飛行場として使用された土地に2本の滑走路を利用したレイアウトで開業すると、1977年にグランプリを初開催。イギリスを代表するサーキットとして四輪、二輪の大会が数多く開催され、2008年にチャンピオンシップを誘致する目的で改修工事を着工。ハイスピードトラックとして、2010年に1986年以来24年ぶりに復帰。今年で8年連続18度目の開催となる。

前戦で今季3勝目を挙げて総合2位に浮上したアンドレア・ドビツィオーソは、2年前に3位、昨年6位だった当地で総合1位との16ポイント差の縮小、総合3位との8ポイント差の拡大を目指せば、前戦の6位で総合3位に後退したマーベリック・ビニャーレスは、昨年最高峰クラスで初優勝を挙げたサーキットで総合1位との24ポイント差、総合2位との8ポイント差に挑戦。

総合7位のバレンティーノ・ロッシは、2015年の優勝を含め2014年から3年連続して表彰台を獲得した高速トラックで、総合1位との33ポイント差、総合2位との17ポイント差、総合3位との9ポイント差を詰めに行く。

3戦連続7度目の表彰台を獲得した総合5位のダニ・ペドロサは、2013年と2014年に3位表彰台、昨年5位だった当地で、確実に表彰台を加算させ、総合2位との19ポイント差、総合3位との11ポイント差、総合4位との2ポイント差の逆転を狙う。

今季のベストレースと評価した前戦の4位で総合7位に浮上したホルヘ・ロレンソ、4戦連続6度目となるポイント圏内に進出した総合12位のアレイシ・エスパルガロ、3戦ぶり5度目となるポイント圏内に進出した総合16位のアンドレア・イアンノーネは、高速トラックで次のステップを図る。

地元出身の4名、総合9位のカル・クラッチロー、総合15位のスコット・レディング、総合22位のブラッドリー・スミス、総合25位のサム・ロウズは、ホームレースで上位進出、ポイント圏内の進出を目指し、総合6位のヨハン・ザルコ、総合8位のジョナス・フォルガー、総合10位のダニロ・ペトルッチ、総合11位のアルバロ・バウティスタらは、インディペンデントチームライダー勢の最高位を狙う。

当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、マルケス、ドビツィオーソ、ビニャーレス、ペドロサ、クラッチロー、レディングが出席する26日(木)のプレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信を提供。

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