第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP~Moto3™クラスプレビュー

150ポイントのタイトル争い。62ポイント差の前戦勝者カネトを筆頭に、フェナティ、マルティンらが総合1位のミルに挑戦。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで8日(金)に開幕、10日(日)に決勝レース(現地時間11時00分/日本時間18時00分)が行われ、前戦イギリスGPで5位に進出したポイントリーダーのジョアン・ミルが、昨年3位表彰台を獲得した当地で、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。

前戦で今季3勝目を挙げて総合2位に浮上したアロン・カネトは、参戦1年目の昨年7位に進出した経験を活かし、62ポイント差まで接近した総合1位とのポイントギャップをさらに詰めに行けば、今季初のポールポジションから7位だった総合3位のロマーノ・フェナティは、5年前の参戦1年目に表彰台を獲得したホームトラックで、総合1位との66ポイント差、総合2位との2ポイント差に挑戦。負傷から復帰後に2戦連続して3位表彰台を獲得した総合4位のホルヘ・マルティンは、総合1位とのギャップが105ポイント差に広がっていることから、今季追求しているキャリア初優勝を目指す。

ミサノで注目が集まるのは、総合5位に進出するファビオ・ディ・ジャンアントニオをはじめ、総合8位のアンドレア・ミニョ、前戦で今季の最高位となる2位を獲得した総合9位のエネア・バスティアニーニ、総合12位のニコロ・ブレガ、総合20位のニッコロ・アントネッリらの地元イタリア勢。ホームレースで優勝、表彰台を狙う。

日本勢は、総合14位の鈴木竜生が2年連続してリタイアを喫したチームのホームトラックで今季5度目の1桁台を目指せば、総合21位の佐々木歩夢と総合24位の鳥羽海渡は、参戦2年目となった昨年のレッドブル・ルーキーズ・カップで優勝と3位表彰台を獲得したレース経験を活かして、今季6度目と3度目のポイント圏内進出を狙う。

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