アビンティア・レーシング、ラバットの起用を発表

2014年中量級王者がスペイン選手権、軽量級、中量級の参戦を開始した古巣への復帰を決断。

レアーレ・アビンティア・レーシングは7日、総合18位に進出する28歳のスペイン人ライダー、ティト・ラバットとの間でで、2018年の参戦に関して合意したことを発表。4月に技術提携を更新したドゥカティから供給される2017年型のプロトタイプマシン、デスモセディチGP17を走らせる。

2005年、同チームの前身であるホンダ・BQRからスペイン選手権125ccクラスへの参戦を開始。2年目には総合2位を獲得しただけでなく、第8戦ダッチTTからチーム内での昇格という形で世界舞台への参戦を開始。2007年から2年間はレプソル・ホンダから参戦したが、2009年、古巣へ復帰。BQRが運営するブルセンス・アプリリアから参戦し、フル参戦4年目の2010年には、自己最高位となる総合6位に進出。

2011年、同チームから中量級に昇格。総合10位に進出した後、マーク・VDS・レーシング・チームへ移籍。総合7位、総合3位、総合1位、総合3位を獲得した後、チームの昇格という形で、2016年から最高峰クラスへの挑戦を開始。1年目は29ポイントを稼いで総合21位。2年目は、12戦を終了した時点で27ポイントを稼ぎ、総合18位に進出している。

古巣への復帰が決まったラバットは、「2018年にドゥカティを駆けるため、レアーレ・アビンティア・レーシングと契約を結んだことが嬉しい。2年間ホンダを走らせ、僕たちは良い仕事をしたと考えるけど、行き詰ってしまい、環境を変える時期だと考えた。少年期から良く知るチームから、最高峰クラスで戦闘力のあるライダーであることを証明する新たな機会だ。バイクは僕の体格とライディングスタイルに適している。この機会を見逃したくなかった。何としても上手く行くように全力を尽くそう。僕を信頼してくれたドゥカティとチームに感謝したい」と、移籍を決断した理由を説明した。

Welcome back home @titorabat / Bienvenido de vuelta a casa Tito! #SanMarinoGP #realeavintiaracing #motogp

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