決勝レース:マルケスが逆転優勝で総合1位に再浮上

ウェットコンディションの中、マルケスが最終ラップにペトルッチを抜いて今季4勝目。ドビツィオーソとビニャーレスは3位と4位。

第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースは10日、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われ、総合2位のマルク・マルケスが最終ラップに逆転。3戦ぶり今季4勝目、最高峰クラスで33勝目、当地で2年ぶり4勝目、キャリア通算59勝目を挙げ、同点ながら、2位の獲得数により、ポイントリーダーに再浮上した。

気温18度。路面温度19度のウェットコンディションの中、ウォームアップ走行で週末3度目、今季26度目の最速時計を記録した3番グリッドのマルク・マルケスは、7ラップ目にトップに飛び出した8番グリッドのダニロ・ペトルッチを追走すると、最終ラップにレース中のファーステストラップをマーク。逆転に成功すれば、ペトルッチは、1.192秒差の2位に入り、5戦ぶり3度目の表彰台を獲得。

2番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、11.706秒差の3位に入り、3戦連続6度目の表彰台を獲得。ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは、16.559秒差の4位。11番グリッドのミケーレ・ピロ、14番グリッドのジャック・ミラー、19番グリッドのスコット・レディング、20番グリッドのアレックス・リンス、16番グリッドのジョナス・フォルガー、22番グリッドのブラッドリー・スミスがトップ10入り。17番グリッドのポル・エスパルガロは11位。10番グリッドのアルバロ・バウティスタは12位。

4番グリッドのカル・クラッチローは、5番手走行中の7ラップ目に週末2度目、今季15度目の転倒を喫した後にレースに復帰して13位。7番グリッドのダニ・ペドロサは、1分38秒857差の14位。6番グリッドのヨハン・ザルコは、7番手走行中のラストラップに止まったバイクを押して15位で完走。

5番グリッドのホルヘ・ロレンソは、スタート直後の2コーナーでトップに飛び出し、レースの主導権を握ったが、7ラップ目に今季5度目の転倒を喫して2度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、マルケスとドビツィオーソが同点。総合3位のビニャーレスに16ポイント差、総合4位のバレンティーノ・ロッシに42ポイント差、総合5位のペドロサに49ポイント差のアドバンテージを広げた。

RESULTS

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録