第14戦アラゴンGP~Moto3™クラスプレビュー

125ポイントのタイトル争い。日本GPでのタイトル獲得の可能性に向け、総合1位のミルがホームレースに挑戦。

第14戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで22日(金)に開幕、24日(日)に決勝レース(現地時間11時00分/日本時間18時00分)が行われ、前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで今季9度目の表彰台を獲得したポイントリーダーのジョアン・ミルが、昨年5位に進出した当地で、3連戦でのタイトル獲得を視野に、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。

ホームレースとなった前戦で今季2勝目を挙げ、総合2位に再浮上したロマーノ・フェナティは、2014年に優勝、2015年に3位表彰台を獲得した左回りトラックで、最終戦での逆転を目指し、61ポイント差に挑戦すれば、今季3度目の転倒リタイアを喫して総合3位に後退したアロン・カネトは、23ポイント差に広がった総合3位とのギャップを詰めに行く。

自転車トレーニング中に交通事故に見舞われた総合4位のホルヘ・マルティンは、開催前日にメディカルチェックを受けるが、通常のトレーニングを開始していることから、参戦に向けて特に問題はなく、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで2日間のプライベートテストを実施した総合11位のフアンフラン・グエバラと総合16位のガブリエル・ロドリゴらと共にホームレースで初優勝、表彰台を目指す。

前戦で転倒リタイアを喫した日本勢は、総合15位の鈴木竜生が今季8度目となるポイント圏内を目指し、総合21位の佐々木歩夢と総合26位の鳥羽海渡は、レッドブル・ルーキーズ・カップとMoto3™ジュニア世界選手権の参戦経験を活かして、今季6度目と3度目のポイント圏内進出を狙う。