決勝レース:モルビデッリがシーズン8勝目

モルビデッリ、パシーニ、オリベイラが表彰台。ルティは4位。中上と長島は8位と18位。

第14戦アラゴンGPの決勝レースは24日、モーターランド・アラゴンで行われ、ポイントリーダーのフランコ・モルビデッリが今季8勝目を挙げた。

気温26度。路面温度37度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した4番グリッドのモルビデッリは、オープニングラップにトップに飛び出すと、2番グリッドのマティア・パシーニとゴールラインまで優勝争いを展開。パシーニは、0.145秒差の2位に入り、今季3度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのミゲール・オリベイラは、0.577秒差の3位に入り、6度目の表彰台を獲得。7番グリッドのトーマス・ルティは、4.181秒差の4位。20番グリッドのブラッド・ビンダーは、2戦連続の5位。6番グリッドのホルヘ・ナバーロ、5番グリッドのシモーネ・コルシが続き、10番グリッドの中上貴晶は、7.630秒差の8位。

9番グリッドのサンドロ・コルテセと12番グリッドのフランセスコ・バグナイアがトップ10入り。24番グリッドの長島哲太は、27.244秒差の18位。3番グリッドのアレックス・マルケスは、前戦で骨折した左寛骨臼(かんこつきゅう)の影響が出て、リタイアを決断。

チャンピオンシップは、総合1位のモルビデッリが総合2位のルティに対して、アドバンテージを9ポイント差から21ポイント差に拡大。総合4位のオリベイラは、91ポイント差の総合3位に浮上。総合7位のパシーニが総合6位に浮上。総合7位に後退した中上は、131ポイント差に広がったことから、ホームレースとなる次戦日本GPを前に、タイトル獲得の可能性がなくなった。

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