決勝レース:フェナティが優勝、ミルは17位

タイトル獲得に王手をかけた総合1位のミルはポイント圏外。総合2位のフェナティが優勝。鈴木が最高位の4位。

第15戦日本GPの決勝レースは15日、ツインリンクもてぎで行われ、総合2位のロマーノ・フェナティが独走で今季3勝目、キャリア通算10勝目を挙げ、タイトル争いの決着を次戦以降に延ばすことに成功した。

朝のウォームアップ走行でオイル漏れにより、スタート時間が11時00分から11時55分に変更され、周回数が20ラップから13ラップに短縮。気温15度、路面温度16度のレインコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目の1番時計を刻んだ6番グリッドのフェナティが3ラップ目にトップに躍り出ると、安定したラップを最後まで刻めば、3年前に当地で優勝した経験がある2番グリッドのニッコロ・アントネッリが4.146秒差の2位に入り、今季の最高位を獲得。

自己最高位となる4番グリッドのマルコ・ベツェツキは、5.013秒差の3位に入り、フル参戦1年目で初の表彰台を獲得すれば、14番グリッドの鈴木竜生は、8.767秒差の4位に入り、自己最高位を獲得。3番グリッドのアロン・カネト、21番グリッドのフィリップ・エッテル、16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、19番グリッドのヤコブ・コーンフィール、11番グリッドのボ・ベンスナイダー、17番グリッドのジョン・マックフィーがトップ10入り。

20番グリッドのジョアン・ミルは、23.879秒差の17位。ポイント圏内で完走すれば、27番グリッドの鳥羽海渡は21位。24番グリッドの佐々木歩夢は、他車の転倒に巻き込まれて転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合1位のミルと総合2位のフェナティとのギャップが、80ポイント差から55ポイント差に接近。残り3戦、75ポイント差のタイトル争いとなり、総合3位のカネトは、87ポイント差となったことから、逆転タイトル獲得の可能性が消滅した。

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