プレスカンファレンス

シリーズ16戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ドビツィオーソ、ビニャーレス、ペトルッチ、イアンノーネ、ミラーが共同会見に出席。

第16戦オーストラリアGPのプレスカンファレンスは19日、フィリップアイランド・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、週末の主役たちが出席。前戦日本GPを振り返り、今週末の抱負と期待を語った。

11ポイント差のアドバンテージを持って、失格、転倒、優勝、転倒の当地に乗り込んで来た総合1位のマルク・マルケスは、「僕たちにとって重要な時期。もてぎはグレートなラストラップがあったグレートな週末となった。5ポイントを失っただけで済んだのは良かった。フィリップアイランドのトラックは楽しい。天候が重要となるから、レースに向けて良い仕事をしよう。」

「フィリップアイランドでは浮き沈みがあった。2014年と2016年は、アドバンテージを持って、レースをリードしているときに転んでしまった。今回は、もてぎで2位だったけど、チャンピオンシップのリーダーとして、僕たちのレベルを補い、リスクをマネージメントしよう。重要なのは高速コーナーのスピード。最後の2つのコーナーが違いを生み出す。予選後に優勝争いができるか確認しよう。」

「ドビが最も危険な存在だけど、ビニャーレスに注意する。ドビとのギャップをコントロールする必要があるけど、作戦とメンタリティーはいつも通り。僕たちは闘おう。ビニャーレスが勝つとしても、ドビの前でフィニッシュすることが最も重要だ」と、タイトル獲得後に転倒を喫した昨年とは異なる週末のアプローチを説明。

前戦で今季5勝目を挙げた総合2位のアンドレア・ドビツィオーソは、「本当にナイスなファイトだった。重要なのは、同じやり方で仕事を続けること。マルクは強いけど、僕たちはリラックスしている。マルクが発言したように、天候は不安定だから、どうなるか確認しないと。」

「勝利は、ライダーとチームに大きな影響をもたらす。ムジェロの勝利は僕とチームにとって重要だった。チームと共にボック内の状況を作り、これが大きな違いを生み出した。もてぎでは、最終ラップのバトルに勝ったより、レース中のスピードが嬉しかった。僕たちにとって、戦闘力があることが非常に重要。残り3戦に何ができるのか見てみたい」と、優勝がチームの雰囲気を変え、自信をもたらしたことを説明。

総合1位とのギャップが41ポイント差に広がった総合3位のマーベリック・ビニャーレスは、「大好きなトラック。プレシーズンでは一貫していた。もてぎでのレースは難しかったけど、それを忘れ、以前のような走りを取り戻す必要がある。当然、難しい挑戦だ。僕たちの手中にない。ライバルたちがミスを犯さなければいけない。僕たちはヤマハを最高のレベルに引き上げ、闘わなければいけない。ドライレースになることを願う。ウェットで改良しなければいけない」と、タイトル争いに挑戦する姿勢を崩さなかった。

Marc Marquez, Repsol Honda Team, Michelin® Australian Motorcycle Grand Prix
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