イデミツ・アジア・タレント・カップ～最終戦マレーシア・セパン大会プレビュー

イデミツ・アジア・タレント・カップの最終戦となるマレーシア・セパン大会は、今週末に第１７戦マレーシアＧＰの併催として、セパン・インターナショナル・サーキットで開催。タイトル獲得の可能性が残されている６名のヤングライダーたちが４代目のチャンピオンを目指す。

第１５戦日本ＧＰの併催として、ツインリンクもてぎで開催された前戦日本・もてぎ大会で、連続３位を獲得したデェニス・オンジュ（トルコ/１４歳）は、総合２位からポイントリーダーに浮上。７月下旬に当地で開催された第４戦で６位と２位を獲得した経験を活かして、タイトル獲得に挑戦。

地元で転倒リタイアと４位だった埜口遥希（１６歳）は、総合１位から２位に後退。１０ポイント差の逆転を狙えば、地元で優勝を挙げた総合３位の山中琉聖（１５歳）と総合５位の國井勇輝（１４歳）、地元出身で総合４位に進出するアズロイ・アヌア（マレーシア/１７歳）、第４戦で２連勝を挙げた総合６位のジャン・オンジュ（トルコ/１４歳）にも数字的には逆転の可能性が残されている。

他の日本勢、総合８位の中島元気（１８歳）をはじめ、総合１０位の平間光司（１６歳）、総合１５位の鈴木大空翔（１５歳）、総合１４位の鈴木光来（１６歳）、総合１６位の斉藤魁（１６歳）は第４戦の経験を活かして、上位進出を狙う。