レッドブル・KTM・アジョは2日、2013年から2年間、レッドブル・ルーキーズ・カップに参戦した19歳の南アフリカ人ライダー、ダーリン・ビンダーを2018年に起用することを発表。マヒンドラからKTMに乗り換えたフル参戦3年目は、第6戦イタリアGPで自己最高位となる4位に進出するなど好走を見せていたが、左手骨折により、後半戦開幕の第10戦チェコGPから4戦連続して欠場したことが影響して総合19位に後退している。
同チームは、ドルナスポーツが展開するヤングライダーたちの発掘育成プロジェクトである『Road to MotoGP』に参加。今季のレッドブル・ルーキーズ・カップで総合3位と総合4位に進出したトルコ出身の双子の兄弟、ジャン・オンジュとデニス・オンジュをMoto3™ジュニア世界選手権に起用。ダブル参戦したイデミツ・アジア・タレント・カップでは、兄のデニスがチャンピオンに輝き、弟のジャンが総合3位に進出していた。
アジョ・モータースポーツは、8月5日にKTMとの協力関係を2019年まで延長することで合意。来季2年目となる中量級には、第16戦オーストラリアGPから2戦連続してワンツーフィニッシュを決めた両雄、総合3位ミゲール・オリベイラと総合9位ブラッド・ビンダーの継続起用を発表していた。