オフィシャルテスト2日目は7日、最終戦バレンシアGPの開催地、サーキット・リカルド・トルモで行われ、参加をキャンセルしたベスター・キャピタル・ドバイとスカイ・レーシング・チーム・VR46を除く、14チーム24名のレギュラーライダーたちが5週間後に迫った3月18日の開幕戦カタールGPを視野に入れ、本格的な準備を開始。
雨に見舞われた初日は、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、フィリップ・エッテル、鈴木竜生の3名だけが走行を実施。2日目最初のセッションは、ウェットコンディションの中で、ガブリエル・ロドリゴ、ニッコロ・アントネッリ、マルコ・ベツェッキ、眞崎一輝の4名がそれぞれ4ラップずつを周回。
トラックコンディションがドライに回復した2度目のセッションからは、当地に集結した全ライダーがコースに飛び出し、フル参戦4年目を迎えるロドリゲスが1分40秒324の1番時計を刻めば、昨年の勝者ホルヘ・マルティンは0.009秒差の2番手だったが、1分40秒台を最多の6回記録。
日本勢は、鈴木が20ラップを周回して0.942秒差の総合9番手。佐々木歩夢は、11ラップを周回して1.012秒差の総合12番手。眞崎は34ラップを周回して1.461秒差の総合16番手。鳥羽海渡は、24ラップを周回して2.353秒差の総合21番手。
転倒は、佐々木、眞崎、アロン・カネト、アロンソ・ロペス、リビオ・ロイ。鈴木は2度の転倒を喫した。
オフィシャルテスト 1日目: 1分48秒384 (ファビオ・ディ・ジャンアントニオ) 2日目: 1分40秒324 (ガブリエル・ロドリゴ) サーキットレコード: 1分39秒109 (17年‐マルコス・ラミレス) サーキットベストラップ: 1分38秒428 (17年‐ホルヘ・マルティン)