オフィシャルテスト~パシーニが貫禄の最速時計

冷え込んだドライコンディションの中で2人のベテラン、パシーニとコルシが存在感を改めて証明。

オフィシャルテスト3日目、最終日は8日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、クラス最年長(32歳)のマティア・パシーニがトップタイムをマーク。今年最初のオフィシャルテストで総合1番手に進出した。

冷え込んだドライコンディションの中、最初のセッションは、パシーニだけが4ラップを周回すると、2度目のセッションで1分35秒779の1番時計を記録。3度目、最後のセッションでは、ロレンソォ・バルダッサーリが、1分35秒台を最多の3回記録して、総合2番手に進出。

もう1人の30歳ライダー、シモーネ・コルシは転倒を喫したが1分35秒台に進出。ミゲール・オリベイラ、イサック・ビニャーレス、エクトル・バルベラ、マルセル・シュロッター、チャビ・ビエルゲ、ロマーノ・フェナティ、ブラッド・ビンダーがトップ10入り。

2度の転倒を喫した長島哲太は、38ラップを周回し、トップタイムから1.508秒差の総合17番手。パシーニ、スティーブン・オデンダール、ジョー・ロバーツ、エリク・グラナド、ステファノ・マンジ、カイルール・イダム・パウイも転倒。

今回のオフィシャルテストに参加したSIC・レーシング・チームを除く14チームは、イベリア半島を南下。4日後の12日から3日間、ヘレス・サーキットで今年2度目のオフィシャルテストを実施。テストをキャンセルしたスカイ・レーシング・チーム・VR46、エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDS、スイス・イノベーション・インベスターズが合流する。

RESULTS

オフィシャルテスト
1日目: 1分51秒344 (ドミニケ・エガーター)
2日目: 1分36秒149 (ロレンソォ・バルダッサーリ)
3日目: 1分35秒779 (マティア・パシーニ)

サーキットレコード: 1分35秒312 (14年‐トーマス・ルティ)
サーキットベストラップ: 1分34秒879 (16年‐ヨハン・ザルコ)
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