HRC、マルケスとの契約更新に合意

18年シーズンの開幕を3週間後に控え、2019年から2020年末まで、契約期間を2年間延長することが決定。

HRCホンダ・レーシングは26日、ファクトリーチームのレプソル・ホンダから参戦するマルク・マルケスとの間で、2019年からの契約に関して、2年間の契約更新に合意したことを発表。3週間後に迫ったシーズン開幕を前に、2020年末までの起用が決定した。

最高峰クラスに進出した2013年から所属する当チームからの継続参戦が決まったマルケスは、「ホンダのワークスチームから引き続き、最高峰クラスに参戦できるということに胸が躍る。ホンダファミリーの一員となって走ることは、大きな誇りであり、常にチャレンジできる環境を全力で調整してくれるチームとホンダに感謝する。そして、温かくサポートしてくれるみんなに感謝したい。」

「ここまでの2回のテストは順調に進み、今回の契約更新で、より一層、新しいシーズンに向けて集中できる。これからも走る喜びを感じ、頂点を目指して全力を尽くしたい」と、契約更新の喜びを語った。

現王者との契約を更新したHRC代表取締役社長、野村欣滋は、「マルク・マルケス選手を引き続きワークスチームのライダーとして迎えられることを大変嬉しく思っています。マルケス選手は、常に自らの限界へのチャレンジを続けて成長し、我々ホンダに数多くのタイトルをもたらしてくれました。これまで築き上げてきた信頼関係と、お互いのレースに対する思いが一致したことから、この早いタイミングでの契約更新の発表となりました。」

「今週、カタールで行われるプレシーズン最後のオフィシャルテストと、2018年シーズンの開幕戦に向け、ライダーが集中できる環境を提供し、幸先の良いスタートが切れると確信しています。これからも、MotoGPの未来を担っていくマルケス選手と共に、HRCもチャレンジを続けていきますので、レプソル・ホンダ・チームへの応援をよろしくお願いします」と、契約更新の理由と今後の期待を語った。

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