最高峰クラスのオフィシャルテストは1日、開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで始まり、1日目は前回のオフィシャルテストで総合8番手だったマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークした。
ドライコンディションの中、現地時間の13時00分にトラックがオープンすると、昨年ポール・トゥ・ウインを決めた当地に戻って来たビニャーレスは、15時29分から走行を始め、10度のコースインで64ラップを周回すると、1分56秒台を14回、1分55秒台を5回記録。セパン・インターナショナル・サーキットで開催された今年最初のオフィシャルテスト2日目以来となる1分55秒053の1番時計を刻んだ。
前回総合2番手に進出したヨハン・ザルコは、7度のコースインで52ラップを周回すると、1分56秒台を13回、1分55秒台を5回記録して、0.133秒差の4番手。前回総合12番手だったバレンティーノ・ロッシは、9度のコースインで54ラップを周回すると、1分56秒台を最多の22回、1分55秒台を3回記録して、0.379秒差の7番手。
ブリーラム・インターナショナル・サーキットで開催された前回のオフィシャルテストで総合7番手だったアンドレア・ドビツィオーソは、10度のコースインで48ラップを周回すると、1分56秒台を9回、1分55秒台を5回記録して、0.051秒差の2番手。前回総合16番手に後退したホルヘ・ロレンソは、12度のコースインで55ラップを周回すると、1分56秒台を19回、1分55秒台を2回記録して、0.370秒差の5番手。
2台の18年型が準備された前回総合9番手のダニロ・ペトルッチは、0.475秒差の8番手。2台の17年型が準備されたジャック・ミラーは、0.635秒差の12番手。アルバロ・バウティスタは13番手。ティト・ラバットは6コーナーで転倒を喫したが、最多の69ラップを周回して16番手。カレル・アブラハムは18番手。
ヤマハ、ドゥカティに続いたのはスズキ。前回総合15番手だったアンドレア・イアンノーネは、11度のコースインで58ラップを周回すると、1分56秒台を12回、1分55秒台を最多の8回記録して、0.054秒差の3番手に躍進。前回総合4番手に進出したアレックス・リンスは、14度のコースインで67ラップを周回すると、1分56秒台を19回、1分55秒台を5回記録して、0.379秒差の6番手。
ホンダ勢の最高位は、前回総合4番手のカル・クラッチロー。トラックオープンから4時間後の17時01分、最後にコースインした英国人ライダーは、0.483秒差の9番手に進出すれば、前回総合3番手のマルク・マルケスは、9度のコースインで47ラップを周回すると、1分56秒台を10回、1分55秒台を2回記録して、0.492秒差の10番手。前回総合1番手に進出したダニ・ペドロサは、16コーナーと2コーナーで転倒を喫して、0.502秒差の11番手。
前回のオフィシャルテスト後、イタリアに直行して空洞試験を実施したアプリリアは、今回のテストから合計4台の18年型RS‐GPを準備。前回総合20番手のスコット・レディングは、0.878秒差の15番手。前回総合14番手のアレイシ・エスパルガロは、1.009秒差の17番手。
腰椎手術が原因で前回のオフィシャルテストを欠場したポル・エスパルガロは、56ラップを周回して1.222秒差の19番手。先陣を切って、13時59分に走行を開始したブラッドリー・スミスは、1.368秒差の20番手。
新人勢は、中上貴晶が10度のコースインで64ラップを周回すると、1分56秒台を8回、1分55秒台を1回記録して、0.800秒差の14番手。フランコ・モルビデッリは、16コーナーで転倒を喫して21番手。ハフィス・シャリンは22番手。トーマス・ルティは23番手。チャビエル・シメオンは最後尾24番手だった。
オフィシャルテスト1日目: 1分55秒053 (マーベリック・ビニャーレス) サーキットレコードラップ: 1分54秒927 (2016年‐ホルヘ・ロレンソ) サーキットベストラップ: 1分53秒927 (2008年‐ホルヘ・ロレンソ)Happy to report that @26_DaniPedrosa was ok after this get off ???????? #RiderOK
— MotoGP™ (@MotoGP) 1 de marzo de 2018
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