オフィシャルテスト~イアンノーネが最速時計で1番手浮上

スズキの両雄が上位進出。ドビツィオーソは2番手。マルケスは3番手浮上。ビニャーレスとロッシは7番手と11番手に後退。

最高峰クラスのオフィシャルテスト2日目は2日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、初日3番手発進のアンドレア・イアンノーネが昨年1月にセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテスト2日目以来となるトップタイムをマーク。総合1番手に進出した。

初日終了後にフロントエンドのフィーリングが良くなったことから、ハードにプッシュできるようになったと発言したイアンノーネは、7度のコースインで45ラップを周回すると、1分55秒台を14回、1分54秒台を1回記録。最終ラップに1分54秒586の1番時計を刻めば、初日6番手のアレックス・リンスは、8度のコースインで41ラップを周回すると、1分55秒台を15回、1分54秒台を1回記録して、0.381秒差の5番手。

初日2番手のアンドレア・ドビツィオーソは、7度のコースインで41ラップを周回すると、1分55秒台を15回、1分54秒台を最多の4回記録して、0.041秒差の2番手を維持。

初日8番手のダニロ・ペトルッチは、1コーナーで転倒を喫したが、0.602秒差の8番手を維持。初日12番手のジャック・ミラーも1コーナーで転倒を喫して、0.650秒差の9番手。初日5番手のホルヘ・ロレンソは、0.976秒差の14番手。初日16番手のティト・ラバットは17番手。初日18番手のカレル・アブラハムは18番手。初日13番手のアルバロ・バウティスタは、最多の70ラップを周回して20番手。

初日10番手のマルク・マルケスは、2コーナーで転倒を喫したが、11度のコースインで59ラップを周回すると、1分55秒台を11回、1分54秒台を1回記録して、0.167秒差の3番手。初日9番手のカル・クラッチローは、0.406秒差の6番手。初日11番手のダニ・ペドロサは、0.696秒差の10番手。

初日4番手のヨハン・ザルコは、7度のコースインで49ラップを周回すると、1分55秒台を10回、1分54秒台を1回記録して、0.288秒差の4番手。初日1番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.465秒差の7番手に後退。初日7番手のバレンティーノ・ロッシは、0.730秒差の11番手。

初日17番手のアレイシ・エスパルガロは、0.874秒差の12番手。初日15番手のスコット・レディングは、1.122秒差の15番手。

初日19番手のポル・エスパルガロは、手術した腰椎の状態が良くないことから、テストライダーのミカ・カリオが代役として、テストプログラムを続けて最後尾の24番手。初日20番手のブラッドリー・スミスは、1.212秒差の16番手。

新人勢は、初日14番手の中上貴晶が、12度のコースインで61ラップを周回すると、1分56秒台を11回、1分55秒台を1回記録して、0.953差の13番手。初日21番手のフランコ・モルビデッリは19番手。初日22番手のハフィス・シャリンは21番手。初日23番手のトーマス・ルティは、16コーナーで転倒を喫して22番手。初日24番手のチャビエル・シメオンは23番手だった。

RESULTS

オフィシャルテスト1日目: 1分55秒053 (マーベリック・ビニャーレス)
オフィシャルテスト2日目: 1分54秒586 (アンドレア・イアンノーネ)

サーキットレコードラップ: 1分54秒927 (2016年‐ホルヘ・ロレンソ)
サーキットベストラップ: 1分53秒927 (2008年‐ホルヘ・ロレンソ)
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録