スイス人初の王者、ルイジ・タベリが他界

90年代に125ccクラスで3度のタイトルを獲得したルイジ・タベリは1日、入院先の病院で脳卒中のために死去。享年88歳。

スイス・ホーゲン出身のタベリは、1954年5月の開幕戦フランスGP(ランス)500ccクラスでデビュー。ノートンを走らせれば、翌年5月の開幕戦スペインGP(モンジュック)125ccクラスで初優勝。バイクはMVアグスタ。

モト・グッチ、ノートン、ドゥカティ、MZとバイクを乗り継いだ後、1961年にホンダと契約すると、1962年にスイス人として初めてのチャンピオンに輝き、1964年に2度目のタイトル、1966年には、125ccクラスでレジェンド、カルロ・ウビアリに次ぐ2人目、チャンピオンシップでは、史上8人目となる3度目のタイトル獲得に成功した。

1966年9月の最終戦ネイションズGP(モンツァ)125ccクラスでキャリア通算30勝目を挙げ、現役から引退。13年間で50ccクラス、125ccクラス、250ccクラス、350ccクラス、500ccクラスに参戦し、通算143戦に出走した。

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