チャンピオンシップ70年目を迎える18年シーズンは、中量級から5名が最高峰クラスに昇格。史上初となる全19戦の開催を控え、既に最高峰クラスで地位を確立した19名のレギュラーライダーたちに挑戦するだけでなく、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの獲得を目指す。
フランコ・モルビデッリ: 23歳のイタリア人。13年に参戦3年目のスーパーストック600欧州選手権で9代目のチャンピオンを獲得し、14年に中量級へのフル参戦を開始。3年目の終盤5戦で連続表彰台を連取して総合4位に進出。4年目の17年は、開幕戦カタールGPで初のポールポジションから初優勝を飾ると、8勝を含む12度の表彰台を獲得して、Moto2™クラスで8代目のチャンピオンに輝いた。
トーマス・ルティ: 31歳のスイス人。03年にフル参戦を開始すると、3年目の05年にスイス人として3人目となるタイトル獲得に成功。翌年の06年から中量級に転向。250ccクラスからMoto2™クラスに変更された10年から安定して上位に進出。16年と17年は総合2位。中量級で史上最多獲得ポイント、Moto2™クラスで最多表彰台獲得の記録を樹立。
中上貴晶: 26歳の日本人。06年にMotoGPアカデミーに所属してスペイン選手権への参戦を開始。同時にダブル参戦した全日本選手権で史上最年少チャンピオンに輝く。08年から2年間125ccクラスに参戦。10年から2年全日本選手権に参戦した後、12年からMoto2™クラスへの参戦を開始すると、通算111戦目となった16年の第8戦TTアッセンで初優勝を挙げ、自己最高位となる総合6位に進出。17年は1勝を含む4度の表彰台を獲得して総合7位。
チャビエル・シメオン: 29歳のベルギー人。06年にスーパーストック600欧州選手権で2代目、09年にFIMスーパーストック1000選手権で11代目のチャンピオンに輝き、スペイン選手権を経て、11年からフル参戦。通算86戦目となった15年の第9戦ドイツGPでベルギー人として3人目となる優勝を挙げ、自己最高位となる総合7位に進出。17年は相次ぐ怪我に苦しんで総合23位。
ハフィス・シャリン: 23歳のマレーシア人。アジアロードレース選手権とスペイン選手権で活躍しただけでなく、2度目のワイルドカード参戦となった12年の第16戦マレーシアGPで3位表彰台を獲得。14年からフル参戦を始め、3年目の16年に総合9位に進出。17年は2戦で表彰台を獲得して総合10位。
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