チャンピオンシップ７０年目を迎える１８年シーズンは、最高峰クラス１９年目、キャリア２３年目を迎えるチャンピオン最年長のバレンティーノ・ロッシが史上２人目となる最高峰クラスで８度目、史上３人目となる通算１０度目のタイトル獲得に挑戦する。
０９年１０月２５日。第１６戦マレーシアＧＰで史上５人目となる通算９度目のタイトル獲得に成功。誰もが偉大な王者ジャコモ・アゴスチーニとアンヘル・ニエトの記録を更新する可能性を話題にしたが、新たな可能性を追求して、ドゥカティに移籍。
キャリアで初めて未勝利のシーズンを経験した後、１３年に古巣のヤマハに復帰することを決断。１４年から３年連続してタイトル争いを展開すると、１７年は開幕から３戦連続の表彰台を獲得。総合１番手に飛び出し、第７戦ＴＴアッセンではアゴスチーニが樹立した通算１２２勝にあと７勝に接近する１１５勝目を挙げるなど、タイトル争いを繰り広げたが、技術的な問題と負傷により、戦列から離脱。
新たなシーズンに向け、昨年１１月のオフィシャルテストから徹底的に問題解決に取り組み、今年最初のオフィシャルテストから総合９番手と１２番手。プレシーズン最後のオフィシャルテストでは総合２番手に浮上。開幕戦直前に上手く仕上げてきた。
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