チャンピオンシップ70年目を迎える18年シーズンは、最高峰クラス1年目に総合6位に進出したヨハン・ザルコがフランス人として史上初となるタイトル獲得に挑戦する。
中量級で史上14人目、10年から始まったMoto2™クラスで史上初となる2連覇を達成した後、16年型YZR-M1に乗り込んだザルコは、開幕戦カタールGPで転倒リタイアを喫したが、衝撃的なデビューを飾ると、ホームレースとなった第5戦フランスGPで初の1列目から初の表彰台を獲得。第8戦TTアッセンと第15戦日本GPでポールポジション、第17戦マレーシアGPと最終戦バレンシアGPでは連続表彰台を獲得。
最多トップ周回数で2番手となる64ラップ、レース中のファーステストラップでは最多タイとなる4回を記録し、新人王だけでなく、インディペンデントチームライダー部門の最高位に進出。
1年目終了後、ヤマハのオフィシャルライダーたちと共に、オフィシャルテストとプライベートテストを通じて、16年型と17年型の比較テストを実施。今年最初のオフィシャルテストでヤマハ発動機から17年型が供給されたが、総合10番手だった最終日終了後、16年型に戻すことを決断。
2度目のオフィシャルテストからパワーアップしたエンジンとエアロダイナイックスが進化されたフェアリングを搭載した16年型に乗り込んで総合2番手。プレシーズン最後となったオフィシャルテストでは総合1番手に進出。ライバルたちが認める優勝、タイトル争いの候補に浮上した。
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