レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングが18年体制を発表

今週末の開幕戦を控え、フル参戦2年目のKTMがハンガー7で18年体制とプロジェクトを発表。

KTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは12日、タイトルスポンサーのレッドブルがオーストリアのザルツブルク空港に併設する形で所有するコレクション展示場、ハンガー7で18年体制を発表。2年連続の起用となる26歳のスペイン人ライダー、ポル・エスパルガロと27歳のイギリス人ライダー、ブラッドリー・スミスが、テストライダーを務める35歳のフィンランド人ライダー、ミカ・カリオ、モータースポーツ・ディレクターのピット・バイラー、マイク・ライトナーと共に登壇した。

フル参戦12年目、最高峰クラス5年目を迎えるエスパルガロ弟は、「テストでは上手く走ることができなかった。体調が100%ではなかったけど、その中で思っていた以上に戦闘的な走りができた。どのテストもテストプログラムを消化できなかったけど、僕が走らなかったときも良い仕事をしてくれたチームを信頼している。昨年と同じようにトップ10入りが目標。何度かトップ6入りを果たしたい」と、2年目の目標を説明。

フル参戦13年目、最高峰クラス6年目を迎えるスミスは、「カタールのテストは好調だったから、良い走りができ、情報を収集することが許された。僕はライダーとして進歩しなければいけない。メカニックたちもバイクを改良しなければいけない。重要なシーズンだ。このプロジェクトを信じている。僕たちを信じてほしい」と、抱負を語った。

発表会に先立って、11日に逝去したラルフ・ウォルドマンに哀悼の意を表して1分間の黙祷が捧げられた。

Red Bull KTM MotoGP Team 2018 Launch
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