チャンピオンシップ70年目を迎える18年シーズンは、最高峰クラス6年目、キャリア11年目を迎える現王者マルク・マルケスが最高峰クラスで史上4人目となる5度目、チャンピオンシップ史上8人目となる通算7度目のタイトル獲得に挑戦する。
08年4月13日。プレシーズン中に右前腕を骨折したことから、第3戦ポルトガルGPでデビュー。当時の身長は148cm、体重は40kg。バイクとツナギに約20kgのバラストを積むことを強いられたが、2戦目の第4戦中国GPで史上最年少4番目となるポイント獲得、6戦目の第8戦イギリスGPで史上最年少2番目となる表彰台を獲得。
デビューシーズンから将来の活躍を期待させるパフォーマンスを見せると、3年目の10年には第8戦ドイツGPで史上最年少の5連勝を達成。第17戦ポルトガルGPで最後尾から15人抜きで優勝。最終戦バレンシアGPでは史上最年少2番目となるチャンピオンに輝いた。
軽量級王者として中量級に昇格すると、第4戦フランスGPで史上最年少優勝、第9戦ドイツGPで19歳以下の最多優勝。2年目の第11戦インディアナポリスGPで20歳以下の最多優勝。第17戦オーストラリアGPで史上最年少3番目となるタイトル獲得。
中量級でのラストレースとなった最終戦バレンシアGPでは、最後尾から史上最多となる32人抜きで、Moto2™クラスの最多優勝となる16勝目を挙げ、01年に故・加藤大治郎が樹立した年間最多獲得ポイントを更新。
最高峰クラスのデビュー戦となった開幕戦カタールGPで史上最年少の表彰台とファーステストラップを記録。第2戦アメリカズGPで史上最年少のポールポジションと史上最年少の優勝を30年ぶりに更新。第3戦スペインGPで史上最年少の3戦連続表彰台、第11戦チェコGPで史上最年少の4連勝、第12戦イギリスGPで新人の年間最多表彰台、第14戦アラゴンGPで新人の史上最多優勝。最終戦バレンシアGPで史上最年少王者に輝き、史上4人目となる3クラス制覇に成功。
最高峰クラス2年目は、第11戦インディアナポリスGPで史上最年少の10連勝。第15戦日本GPで史上最年少の2連覇。最終戦バレンシアGPで年間最多優勝を更新。
最高峰クラス3年目は、第10戦インディアナポリスGPでホンダに通算700勝をもたらし、第16戦オーストラリアGPで史上8人目となる通算50勝目に到達。最高峰クラス4年目に史上最年少となる3度目のタイトル獲得。5年目には史上最年少となる4度目のタイトル獲得に成功。
18年は、最高峰クラスでジャコモ・アゴスチーニ、バレンティーノ・ロッシ、ミック・ドゥーハンに続く5度目のタイトル獲得、オールクラスでアゴスチーニ、アンヘル・ニエト、マイク・ヘイルウッド、ロッシ、カルロ・ウビアリ、フィル・リード、ジョン・サーティースに続く通算7度目のタイトル獲得に挑戦する。
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