バレンティーノ・ロッシ、20年まで契約を更新

ヤマハと共に6年連続13年目となるシーズンスタートを前に、19年からの2年契約に合意。

ヤマハ発動機は15日、最高峰クラス19年目、キャリア通算23年目を迎える39歳のイタリア人ライダー、バレンティーノ・ロッシとの間で、19年からの2年契約に関して合意したことを発表。ヤマハのファクトリーチームから20年末まで参戦することが決定した。

2年前にも開幕戦カタールGPの際に契約を更新したロッシは、「16年3月にヤマハと契約を結んだとき、最後の契約になるかもしれないと疑問に思った。そして、この2年間で決断しようと決めていた。MotoGPのライダーとしてレースをすること、特にM1を走らせることは、良い感じだから、走り続けたいという結論に達した。」

「僕のチーム、シルバーノ、マッテオ、僕のメカニックたち、日本人エンジニアたち、辻さん、津谷さんと一緒に働ける機会は喜び。僕は幸せなんだ。僕を信じてくれたヤマハ、特にリン・ジャービスとマッシモ・メレガリに感謝したい。40歳まで戦闘的であるというチャレンジは難しい。多くの努力と多くのトレーニングが要求されるけど、準備はできている。モチベーションは十分だから、もう2年走ることでサインを交わした」と、契約更新の理由を説明。

ヤマハ・レーシング・マネージング・ダイレクターのリン・ジャービスは、「バレンティーノとの契約更新は、18年シーズンを始まる最高の形です。彼は継続参戦を明白にしていたことから、大きな驚きではないかもしれませんが、世界中のファンにとっては、グッドなレースであること確かです。」

「双方が合意に至るのは大変容易でした。ファクトリーチームとして、優勝能力を持つトップライダーと目標を達成するために全面的な約束が必要です。このスポーツに長く参戦し、39歳という年齢ですが、彼は今日もいつものよう約束してくれます。プレシーズンの最後のオフィシャルテストでは2番手に進出したように、まだトップライダーであることを証明してくれました。勝利とチャンピオンシップの成功を戦うために、可能な限り最高のM1を作り上げようと、チーム、ファクトリーとして仕事に取り組みます。」

「マーベリック、バレンティーノとの間で、19年と20年の契約を締結できたことから、18年シーズンの強力な候補になることに我々の全エネルギーを注ぐことが許されます。非常に高い競争力にあるシーズンになることが約束され、全てのファンと同じように、ヤマハはロサイルの夜に開催される開幕戦を本当に興奮しています」と、契約更新を喜んだ。