決勝レース:バグナイアが中量級で初優勝

VR46・アカデミーに所属する2人のヤングライダーが優勝争い。マルケスは3位、長島は21位。

開幕戦カタールGPの決勝レースは18日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、昨年総合5位のフランコ・モルビデッリが中量級で初優勝。16年10月の第17戦マレーシアGP以来となるキャリア通算3勝目を挙げた。

気温22度、路面温度24度のドライコンディションの中、3番グリッドのバグナイアは、ホールショットを決め、レースの主導権を握ると、終盤に追い上げてきた2番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリに1度は抜かれてが、直ぐに抜き返すことに成功。20戦ぶりにトップでチェッカーを受ければ、バルダッサーリは0.112秒差の2位に入り、16年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来、中量級で3度目の表彰台を獲得。

ウォームアップ走行で週末4度目の1番手に進出したポールポジションのアレックス・マルケスは、2番手走行中の15ラップ目にリアブレーキの問題が発生したが、5.625秒差の3位表彰台を獲得。

8番グリッドのマティア・パシーニは、6.657秒差の4位。4番グリッドのミゲール・オリベイラ、13番グリッドのブラッド・ビンダー、9番グリッドのマルセル・シュロッター、11番グリッドのチャビ・ビエルゲ、17番グリッドのルカ・マリーニ、7番グリッドのホルヘ・ナバーロがトップ10入り。デビュー戦となった24番グリッドのジョアン・ミルは11位。

26番グリッドの長島哲太は、35.969秒差の21位。10番グリッドのサム・ロウズは、9番手走行中の11ラップ目に転倒リタイアを喫した。

RESULTS