ランディ・マモラが27人目のレジェンドに輝く

レジェンドライダーたちに囲まれた中、4度の総合2位を獲得したマモラが27人目の殿堂入り。

ドルナスポーツは21日、第3戦アメリカズGPの開催地、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのプレスカンファレンスルームで、500ccクラスで4度の総合2位を獲得したランディ・マモラがレジェンドとして殿堂入りするセレモニーを開催した。

79年3月、サン・カルロスの公道コースで開催された開幕戦ベネズエラGPの250ccクラスでデビュー。1年目は250ccクラス(ヤマハ)と500ccクラス(スズキ)にダブルエントリーすると、2年目からは最高峰クラスに専念。ゾルダー・サーキットで開催された第5戦ベルギーGPで初のポールポジションから初優勝を飾ると総合2位を獲得。翌年も総合2位に進出。

スズキからホンダに乗り換えた84年に3勝を挙げて総合2位。ヤマハ2年目の87年に再び総合2位に進出。88年からはカジバで参戦すると、92年9月の南アフリカGPがグランプリでのラストレースとなり、通算151戦に出走して13勝を含む57回の表彰台を獲得した。

アメリカ出身で既に殿堂入りを果たしたケニー・ロバーツをはじめ、ウェイン・レイニー、ケビン・シュワンツ、ケニー・ロバーツ・ジュニアが祝福のためにセレモニーに出席。

「このスポーツから認められることは大変名誉なことです。レジェンドに指名されたと連絡を受けたときは衝撃でした。その時から、スピーチで何を話そうかと準備してきました。何も下書きがありません。メモすることが沢山あり、自伝を書くことができるでしょう!大変名誉です」と、感激の涙を流しながら、殿堂入りを喜んだ。

ドルナスポーツは、2月20日に250ccクラスで2度、350ccクラスで2度のチャンピオンに輝いた南アフリカ出身のコーク・バリントンをレジェンドに選出。第17戦オーストラリアGPで殿堂入りのセレモニーが予定されている。

レジェンド
ジャコモ・アゴスチーニ
ウェイン・レイニー
マイク・ヘイルウッド
ケビン・シュワンツ
アンヘル・ニエト
ミック・ドゥーハン
カルロ・ウビアリ
ケニー・ロバーツ
アントン・マング
ワイン・ガードナー
ジェフ・デューク
バーリー・シーン
フィル・リード
ジョン・サーティース
加藤大治郎
ジム・レッドマン
エディ・ローソン
フレディ・スペンサー
ヤーノ・サーリネン
ケーシー・ストーナー
マルコ・シモンチェリ
ニッキー・ヘイデン
アレックス・クリビーレ
フランコ・ウンチーニ
ケニー・ロバーツ・ジュニア
マルコ・ルッキネリ
ランディ・マモラ
コーク・バリントン

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録