マルケス「僕はミスから学ぶ」

3度のペナルティを課せられたアルゼンチンのインシデントから11日後、心境を語る。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは19日、第3戦アメリカズGPの開催を前日に控えた中、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのパドック内に設置されたチームのホスピタリティーで報道陣向けのメディアブリーフィングを開き、3度のペナルティを課せられて18位だった前戦アルゼンチンGPを振り返り、今週末の期待と抱負を語った。

「アルゼンチンの後で、サンパウロとミネアポリスに行き、オースティンに戻って来た。週末が待ち遠しい。通常、この週末を楽しむ。早く走り始めたい。」

「ホンダはグリッドでエンジンが止まってしまったことを分析した。ギアボックス、電子制御で何かあり、将来に向けて修正しよう。プラクティスでカル(・クラッチロー)にも同じようなことが発生したけど、ミスだと考えている。不運にもスタート直前のグリッド上で起こってしまった。残念なことだけど、将来に向けた経験としたい。」

「エンジンが止まってしまったことに気づき、ピットに行こうとした。通常、バイクが止まってしまうと、1人ではエンジンを始動させることは不可能だけど、トライしたら、再始動した。手を挙げなければいけないことを知っている。手を挙げたとき、誰も見つからなかったから、ピットに行こうとバイクを押し始めた。不運なのか、幸運なのか、エンジンが再始動した。そこで混乱してしまった。あのような状況を繰り返したくない。」

「アルゼンチンの週末、特に日曜は非常に困難だった。週末に沢山のことが起きてしまったけど、僕は成長したい。学びたい。あの日のレースから沢山のことを学べると考える。」

「アルゼンチンでは沢山のことが起こってしまった。僕はライダー。成長したい。トライしたい。ミスから学びたい。今回の場合、あのレースでは沢山のことが起こってしまった。幾つかのミスを犯してしまい、ペナルティが課せられた。謝罪に行った。そうすべきだと思ったらから。バレンティーノに対して何も問題はない。怨恨はない。明日のセーフティ委員会では、僕のことだけでなく、幾つかのことを話し合うことになるだろう。混乱してしまったスタートのプロセスを明らかにしたい。」

「僕は自分自身のことに簡単に集中できる。沢山の異なる意見があり、全てが敬意に値する。僕はトラックで起きていることだけに集中する。僕は決してバイクに怖さを感じたことがない。」

「改めてレースのビデオを見た。僕は上手くやれたときも、悪かったときも、全てを分析したい。僕にとっては新しいことではないけど、ミスから学びたい。僕たちはライダーであり、人であり、ミスを犯してしまう。これは競争であり、限界に挑戦するけど、悪いことから良いことに変えられるようにトライしよう。」

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