FIM国際モーターサイクリズム連盟のスチュワートパネルは21日、世界選手権に参戦する全チーム及び全ライダーに対して、スチュワートパネル及びレースディレクションの役割を再度明確にする以下の通知を配信した。
グランプリパーマネントビューローは、FIM国際モーターサイクリズム連盟の会長ヴィト・イポリトとドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータにより構成されます。
レースディレクションは、国際モーターサイクリズム連盟の代表者、IRTA国際ロードレーシングチーム連盟の代表者、ドルナスポーツの代表者により構成されます。レースディレクションの義務は、規則に従って安全且つ効率的で時間通りにイベントの実行を確保することです。規則違反に対して、ライダーにペナルティを課すことには関与しません。
罰則を課す懲戒機関は、FIMスチュワートパネルであり、レースディレクター(IRTAの代表者)と国際モーターサイクリズム連盟の任命を受け、グランプリパーマネントビューローによって承認された2人で構成されます。
全てのチーム及び全てのライダーは、グランプリパーマネントビューローから厳格なチャンピオンシップの哲学に関して助言を受けなければいけません。グランプリパーマネントビューローは、FIMスチュワートパネルに対して、今週末のグランプリから規制違反を評価し、罰則を課す際には、より厳しいアプローチを採用すべきであることを伝えました。
同様に、チームとライダーは、抗議及びアピールを行う場合は、可能な限り早く、IRTAを仲介してFIMスチュワートパネルに伝えるか、もしくは、レースコントロールルームを訪れ、FIMスチュワートパネルの出席を待たなければいけません。MotoGP™クラスのチームは、レースコントロールメーリングシステムを介してメッセージを送信することもできます。
以上の情報は、グランプリパーマネントビューローにより、セーフティ委員会で伝えられました。