19年の開催が決定している新たなカテゴリー、エレクトロニックバイク(電気自動二輪車)のチャンピオンシップ、『FIM Enel MotoE™ World Cup』は、イタリア・モデナに本拠地を構える電動バイクメーカー、エネルジカ・モーターカンパニーが開発を進めるスーパーバイク、『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルサ)』を使用。
開幕戦カタールGPからデモ走行が実施されているエネルジカ・エゴ・コルサは、最高出力110kW(147Hp)。現行のMoto2™マシンと相当する馬力があり、トルクは200Nm。現在生産されているスーパースポーツバイクのエンジンよりも優れている。
充電は、国際規格のCCS(総合充電システム)に準拠しており、独自のオンボードコネクタにより、DC急速充電ステーションとAC普通充電での充電が可能。DC急速充電ステーションを使用する場合、約20分で充電状態の80~85%まで充電することができ、30分以内で120km範囲の走行を保証すれば、AC普通充電を使用する場合、3kWのオンボードチャージャーを使用して約3.5時間で充電できる。
エネルジカ・エゴ・コルサの主要諸元
エンジン | Permanent Magnet AC(オイル冷却) |
最高速 | 250 km/h - 155 mph |
最高出力 | 110 kW (147Hp) |
トルク | 220 Nm from 5000 rpm |
バッテリー | High Voltage Lithium Ion - capacity TBD |
リチャージ | Fast Charge DC Mode 4 |
フロントホイール | 鍛造アルミニウム |
リアホイール | 鍛造アルミニウム |
フロントタイヤ | ミシュラン |
リアタイヤ | ミシュラン |
フレーム | スチールチューブラートレリス |
スイングアーム | 鋳造アルミニウム |