アナ・カラスコ、女性ライダーとして史上初となる総合1位に浮上

3年間軽量級を経て、参戦2年目のスーパースポーツ300世界選手権で2勝目を達成。

スーパースポーツ300世界選手権に参戦する21歳のスペイン人ライダー、アナ・カラスコは、イモラ・サーキットこと、アウトドローモ・インテルナツィオーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで開催された第3戦イタリア・イモラ大会で優勝を挙げ、FIM国際モーターサイクリズム連盟傘下の大会では、女性ライダーとして史上初となるポイントリーダーに飛び出した。

13年4月の開幕戦カタールGP。マーベリック・ビニャーレスのチームメイトとして、世界舞台にデビューしたカラスコは、10月の第15戦マレーシアGPで15位に進出。初ポイントを獲得すると、ビニャーレスが優勝を挙げ、逆転でタイトル獲得に成功した11月の最終戦バレンシアGPで、8人による6位争いでフィリップ・エッテル、ミゲール・オリベイラ、ロマーノ・フェナティ、ブラッド・ビンダーらに競り勝ち、自己最高位となる8位に進出。

15年11月の最終戦バレンシアGPまで継続参戦した後、新たな可能性を追求して、Moto2™欧州選手権に転向。17年に新設された世界選手権への参戦を開始すると、ポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルアシオナル・ド・アルガルヴェで開催された昨年9月の第7戦ポルトガル大会で、女性ライダーとしてはFIMの大会で史上初となる優勝を挙げていた。

スーパースポーツ300世界選手権イタリア・イモラ大会‐ハイライトレース

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録