第6戦イタリアGP~MotoGP™クラスプレビュー

第7戦カタルーニャGPの開催地でタイヤテストを実施した後、総合1位のマルケスに地元出身のロッシ、ペトルッチ、イアンノーネ、ドビツィオーソ、総合2位のビニャーレス、総合3位のザルコらが挑戦。

第6戦イタリアGPは今週末、ムジェロ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで1日に初日、3日に決勝レース(開催時間14時00分/日本時間21時00分)が行われ、第3戦アメリカズGPから14年以来4年ぶりとなる3戦連続の優勝を挙げた総合1位に浮上したマルク・マルケスが、14年に優勝、17年に6位に進出し、前戦フランスGP前に総合8位のカル・クラッチロー、総合10位のダニ・ペドロサと共にプライベートテストを実施した当地でライバルたちの挑戦を受ける。

2戦連続の7位で総合2位に浮上したマーベリック・ビニャーレスは、第7戦カタルーニャGPの開催地、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われたタイヤテストで最速時計を記録。昨年ポールポジションから2位を獲得したイタリアで、36ポイント差を詰めに行けば、ホームレースで22戦ぶりとなる転倒リタイアを喫した総合3位のヨハン・ザルコは、プライベートテストに参加したなかったが、優勝経験があるトラックで仕切り直しを図る。

前戦の3位で総合4位に浮上したバレンティーノ・ロッシは、02年から08年まで、7年連続の優勝を挙げ、昨年4位だったホームトラックで、前戦前に実施したプライベートテストを参考に今季初優勝、2戦連続3度目の表彰台を狙う。

地元ドゥカティ勢の筆頭は、前戦の2位で総合5位に浮上したダニロ・ペトルッチと自己最高位となる総合6位に進出するジャック・ミラー。昨年地元初優勝を挙げた総合9位のアンドレア・ドビツィオーソと総合14位のホルヘ・ロレンソと共に優勝、表彰台を目指す。

当地で2日間、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで2日間のテストを実施した総合7位のアンドレア・イアンノーネと総合12位のアレックス・リンス、総合16位のアレイシ・エスパルガロと総合21位のスコット・レディングは、ホンダ勢、ヤマハ勢、ドゥカティ勢に挑戦し、表彰台、シングルフィニッシュを狙う。

前戦で4戦連続となるポイント圏内に進出した総合19位の中上貴晶は、新人勢唯一、当地でプライベートテストを実施。タイヤテストにも参加すれば、ホームデビューとなる総合15位のフランコ・モルビデッリは、両方のテストに参加しなかったが、地元で今季3度目となる新人勢の最高位を目指す。

当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、31日17時00分、日本時間の24時00分のプレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信で提供。