プレスカンファレンス~マルケス、ロッシ、ドビツィオーソらが出席

マルケス、ロッシ、ペトルッチ、ミラー、ドビツィオーソ、バグナイアがシーズン6戦目の共同会見に出席。

第6戦イタリアGPのプレスカンファレンスは31日、ムジェロ・サーキットのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位に進出するマルク・マルケスをはじめ、総合4位のバレンティーノ・ロッシ、総合5位のダニロ・ペトルッチ、総合6位のジャック・ミラー、総合9位のアンドレア・ドビツィオーソ、中量級で総合1位に進出するフランセスコ・バグナイアが出席。前戦フランスGPを振り返り、週末の抱負と期待を語った。

マルク・マルケス
「ムジェロは本当にナイスなトラック。開催日程の中で難関の1つでもあり、ベストなリザルトをあまり獲得できなかったけど、数週間前のテストは悪くなかった。当時と比べて暑くなっているから、全てが変るだろう。前戦までと同じようにやらなければいけない。」

「ベストバイク?それは、ライバルたちのパフォーマンスに関連する。良い感じがあるけど、14年型の方が良い感じがあった。走りやすかった。今はタイヤと電子制御が違う。全てが異なり、ライバルたちのパフォーマンスは高いけど、昨年の後半戦のように、全ての条件の中で速く走れそうだ。今年はグッドなスタートを切れ、いつも問題があったサーキットで表彰台争いができた。これが最も重要なことだ。」

バレンティーノ・ロッシ
「ムジェロの週末は、僕や全てイタリア人ライダーたちにとって特別。歴史的なグランプリだ。トラックはファンタスティック。ベストの1つ。特に日曜の雰囲気は非常に特別だ。昨年はモトクロスで怪我をしてしまったけど、今年は良い感じで到着。ルマンの表彰台は良かったけど、いつもヤマハにとってグッドなトラックだから、ここでポテンシャルを理解しなければいけない。」

「テストはファンタスティックではなかった。速くなかったけど、コンディションはファンタスティックではなかった。それに、テストは午前中だけだった。ルマンと似たようなベースから始める。フィーリングを見つけ、改良して行きたい。」

ダニロ・ペトルッチ
「ここはいつも特別。ジャーナリストが多い!お気に入りのトラックの1つ。ルマンの後でポジティブな形で乗り込んで来た。ここまでと同じように、ものごとをシンプルにやらないといけない。今日は重要なミーティングがあり、バイクに関して重要な決断を下した。表彰台を獲得した後だから特別だけど、今年の目標は表彰台。決して簡単なことではない。」

「ムジェロでテストを実施しなかったから、他と比べて一歩後退した状態からスタートすることになるけど、一刻も早く挽回できるようにトライしよう。ジャックはとても速い。ここまでの全てのレースでそのことを証明した。」

「このカテゴリーでは毎戦が重要。1レースが他のレースよりも簡単であることはない。僕は可能な限り速くなりたい。時々速く走れるけど、時々難しくなる。僕は可能な限り多くのライダーたちの前でフィニッシュしなければいけない。誰よりも速くなることにトライしているけど、残念ながら、いつもそれが可能ではない!」

ジャック・ミラー
「すごく良い感じ。一貫したレースは僕にとって新鮮なんだ。誰もが知っているように、ここまでは一貫性がなかったし、転倒が好きだった!ドゥカティに加入してから、一貫性が見つかり、まともなレースを見せられるようになった。ヘレスでは3人の転倒で幸運だったけど、ルマンではグッドなファイトで表彰台に接近した。あと少しだけど、ここにいるライダーたちと一緒に走ること、彼らに接近することで、多くのことを学べる。多くの経験を積める。」

「過去は転倒が多く、貴重な経験を積む機会を失ってしまったけど、今は学習し、成熟していることを感じる。そのことを楽しんでいる。笑顔でレースを終えることができ、ますます、アングリーになる。これはナイスだ。グッドだ。2年前には想像ができなかったこと。驚くべき転機となり、そのことを楽しんでいる。これはハードワークのたまものだから、プッシュを続け、トライを続けなければいけない。」

「過去、このトラックであまり上手く走れなかった。ポールポジションを獲得したことがあったけど、あの時はレースで転んでしまった。ホンダを走らせたときは問題があった。昨年勝利を挙げたバイクを走らせるから興味深い。ベストを尽くそう。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「状況が一転することを願う!昨年とは多くの理由で状況が違う。不運にも僕たちはマルクから大きく離されているけど、ここ2戦は戦闘的だったと思う。0ポイントだったけど、グッドなスピードを証明した。これはチャンピオンシップを闘う上で重要なことだ。ポイントを巻き返さなければいけないけど、レベルが非常に高いから、これは簡単なことではない。」

「数週間前に、ここでテストを実施した。多くのライダーたちが速かったけど、僕はバイクに対して自信がある。僕たちにとってグッドなトラック。戦闘的になれると思うけど、毎戦物語りが変ってしまう。本当に速く走れ、表彰台争い、優勝争いができるか、明日確認しよう。」

「ルマンで起きたことは、ハッキリしている。僕のスピードは本当に良かったから、リラックスし過ぎてしまった。ザルコはアグレッシブだったから、前に出るためにホルヘを抜いた。ベストポジションに飛び出したけど、ブレーキングポイントでミスを犯してしまった。フロントの重量を十分に注意していなかった。ちょっとしたミスだったけど、悪いミスだった。」

フランセスコ・バグナイア
「神経質で興奮しているけど、初めてここに来た。嬉しい!僕たちは2月の初テストから良い感じで、良い仕事の方向性が見つかった。カタールから速く走れることが分かっていた。優勝を挙げたテキサスとルマンでフィーリングを確認。ヘレスではテキサスやルマンのように速く走れなかったけど、3位で終われたことは良かった。」

「僕は来年闘うライダーたちと一緒にここにいる。今の心境を言葉で表現することは難しい。彼らは地上最速のライダーたちだ。バレンティーノは、僕が若いときから助けてくれた。信じられないこと。初めてのプレスカンファレンスだけど、覧年は何度も来たい!」

当サイトの『VideoPass』とオフィシャルアプリの『Official MotoGP™ App』では、1日9時00分、日本時間の16時00分のフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまでライブ配信で提供。