ロレンソ「僕は引退しない」

一部のメディアで報じられた引退説を一蹴し、所属先を明かさなかったが、継続参戦を主張。

ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、所属ファクトリーのホームレースとなる第6戦イタリアGPの開催前日、当サイトのインタビューに応え、注目される19年の動向に関して状況を説明。一部のメディアで報じられた引退説を一蹴し、継続参戦を宣言した。

「今日は僕の将来のことを話す。あと2年走ろう。僕は引退しない。戦闘的なバイクで走る。僕は悲しい。もし、ドゥカティと共に続けないとなれば、この2年間をゴミ箱に捨ててしまうことになるから、僕は悲しい。僕たちは懸命に働いて来たけど、現状は僕次第ではない」と、状況を説明。

ヤマハ時代のチームメイトであり、ドゥカティに2年間所属した経験があるバレンティーノ・ロッシは、プレスカンファレンスに出席した際に、「彼はグレートなライダー。過去には、ヤマハと共に速く走れることを証明した。状況は今年のザルコと似ているだろう。非常に強い。ヤマハは常に戦闘的なライダーを起用する。僕たちの助けになるかもしれない」と、好意的な見解。

ロレンソと入れ替わるようにヤマハのファクトリーチームに加入したマーベリック・ビニャーレスは、「ファクトリーでは、常にグレートなライダーを起用することが重要。僕たちにとって大きな助けとなるかもしれない。僕にとってはポジティブだ」と、歓迎する発言を語った。

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