中量級と軽量級は4日、第6戦イタリアGPの開催地、ムジェロ・サーキットに延滞して、シーズン中2度目となるオフィシャルテストを実施。週末の課題に取り組み、2週間の後の次戦カタルーニャGPに向けて準備を進めた。
中量級は、27名が参加。今季初優勝を挙げた総合2位のミゲール・オリベイラと総合8位のブラッド・ビンダーは、コーナーの進入と高速コーナーの安定感を追求すれば、総合6位のチャビ・ビエルゲは、週末に失った自信を回復させるために周回を重ねながら、セットアップを確認。総合9位のマルセル・シュロッターは、転倒の影響で両腕があまり挙がらない状態ながら、ここ数戦で結果を残しているセッティングを再検証。
骨盤の骨折から復帰した総合11位のドミニケ・エガーターは、ジオメトリーとセッティングを調整。総合12位のファビオ・クアルタラロは、第5戦フランスGPで投入されたオーリンズの新型フォークをテスト。総合7位のマティア・パシーニは転倒を喫した。
軽量級は21名が参加。総合5位のアンドレア・ミニョと総合13位のアルベルト・アレナスは、フロントのフィーリング向上を目指し、総合11位のヤコブ・コーンフィールは、WP製の新型フォークとKTMが準備した新しいエアボックスをテスト。
総合21位のダーリン・ビンダーは、安定したレースペースを追求。総合7位のエネア・バスティアニーニと総合12位のロレンソォ・ダッラ・ポルタは転倒を喫した。