第7戦カタルーニャGPは今週末、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで15日に初日、17日に決勝レース(開催時間14時00分/日本時間21時00分)が行われ、前戦イタリアGPで転倒を喫して16位だったが、第4戦スペインGPからポイントリーダーに進出する地元出身のマルク・マルケスが14年に優勝、昨年2年連続4度目の表彰台を獲得したホームトラックで、タイトル争いを繰り広げるライバルたちの挑戦を受け、ポイントアドバンテージの拡大を目指す。
ホームレースとなった前戦で今季3度目の3位表彰台を獲得し、今季の最高位となる総合2位に浮上したバレンティーノ・ロッシは、昨年こそ8位だったが、2年前の17年に当地の最多勝を自ら更新する7勝目を記録。23ポイント差の挽回に挑めば、前戦で苦戦した総合3位のマーベリック・ビニャーレス、総合5位のヨハン・ザルコは、当地で開催されたテストで1番手と2番手に進出。収集したデータを基に優勝、表彰台を狙う。
前戦で2位の総合4位に浮上したアンドレア・ドビツィオーソは、昨年当地での初優勝を挙げれば、前戦で今季初優勝を挙げた総合10位のホルヘ・ロレンソは、当地で4勝を記録。15年前にドゥカティがチャンピオンシップ初優勝を挙げたトラックで連勝を目指す。
注目が集まる総合12位のダニ・ペドロサは、この機会に来季の動向を発表。総合11位のアレックス・リンス、総合13位のティト・ラバット、総合14位のポル・エスパルガロ、総合18位のアレイシ・エスパルガロは、ホームグランプリに挑戦。総合19位の中上貴晶は、新人勢最高位となる11番手に進出したテストの成果を発揮し、初のトップ10入りを目指す。
スズキとKYMは、開発を担当するテストライダー、シルバン・ギュントーリとミカ・カリオをワイルドカードとして招集。実戦でのテストプログラムに取り組む。
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